【銀魂】空から女の子が降ってきました。

第四十三訓 ページ48

土方「オイA」






はい。只今トシと総悟に正座させられてますAです。怖いなぁ怖いなぁ。二人の視線が怖いなぁ。






土方「何で俺達が怒ってんのか分かるか？」






え、分かんない。


神楽ちゃんを助けに行ったから？銀時君と一緒に行ったから？二人の言葉に返事を返さなかったから？どれだろ。一番最初のは無いか。






『………えーと。二人の言葉を無視した事！ですか！』



土方「違ェわ！！」



『何でだよ！！おかしいだろォ！！！！』



土方「なんで逆ギレしてんだよタコ！！！」






うわ怒るトシ怖。てか誰だがタコだよタコ。






土方「俺達が怒ってんのは…勝手に一人で行った事だ」





……………はぁん？



ずっる。選択肢以外から答え出すとか古いんですけど？そのネタは旧石器時代より前からあるんでもうちょっと新しいネタをだねぇ…



……ゴホン。ちょっとふざけ過ぎたねごめん。






『いやでもまあ、神楽ちゃんを見つけたのが遅かったので…』






ねぇていうか総悟が無言なのが一番怖い助けて。ヘルペスオブジャスティックミー。






土方「ヘルプミーな。あといくら遅かったとはいえ、一言くらい何か言うか誰かつれてけ。えいりあんに食われた時…肝が冷えた。絶対にこれからは無茶すんな。分かったな」






心配する言葉に少し照れ臭くなって、『はーい…』と素直に返事してしまった。







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トシが去った後、総悟にも説教受けるのかなと少し怖くなったが。






沖田「……これからは無茶しないで下せェ」



『えっ』






あまりにも弱々しく言う物で、逆に狼狽えてしまった。


え何怖い怖い怖い。どうしたの急に総悟？いつものふてぶてしさは何処へ飛んで行ったの？






『総悟？あの、ごめんね？？』



沖田「……Ｓは打たれ弱いんでさァ」



『だからごめんて！！』



沖田「次無茶したら逮捕ですぜ。存分に取り締まってやります」






おやおや……これは…心配されてる、のかな？






『……ふふ。まぁ、そうだね。次は多分やらないよ』



沖田「約束しろィ」



『………………精々善処するさ』



沖田「馬鹿野郎」






いつもは生意気なクソガキだが、今は此方をジト目で見る総悟が可愛く見えた。






(ふふ、総悟にも可愛い所あるじゃないか)






…………あ、勿論神楽ちゃん程じゃないけどね！











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