Noise 2nd (ページ35)

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山田涼介side

エントランスが大破する

yb「現代じゃ…変身出来ない。

　

クッソ‼︎」

ym「薮ちゃん、やっぱ懐中時計渡した方が…」

yb「それだけはダメだ。

くそ…くそ‼︎」

kt『やまちゃん、ネジを押して‼︎』

圭人が言う

ym「あれ…撃つの辛いんだけど」

kt『違う‼︎

俺を出して‼︎』

圭人を…？

そもそも実態を持たない圭人が出てくることは可能なのか？

ym「…あぁぁ‼︎

もうどうにでもなれ‼︎」

俺はネジを押す

すると和火がバグと同化したみたいに俺の周りにノイズが走った

yb「山田⁉︎」

kt『大丈夫。

…和火がバグと同化したように俺とやまちゃんが一緒になるんだ。

知念が懐中時計強化した時に俺がいるのわかったのか出来るようにしてくれてたから』

ym「本当に…出来るの？」

…いや、そんなこと

ym「気にしてる余裕なんてないな」

俺は懐中時計を押して盤面を通った

yb「山田、その姿」

髪には赤のメッシュ

頬には時空警察になった時の模様

だけど服装は…変わらない

kt『…俺が時空警察に変身したまま消されたこと思い出して。

もしかしたらバグと同じ用法で使えるかなって思ったら使えたね』

圭人の声が直接頭に響き渡る

ym「なんだ、2人で1人の時空警察とでも言うのか？」

kt『現代で対抗できる手段だね。

なんて名乗る？』

ym「…2人の警察、クロック・ドリーム。

とでも名乗ろうか」