Noise 2nd (ページ23)

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山田涼介side

　
俺は呆然として頬を触る

頬には1本の赤い線が入っていたのか俺の指に赤色の液体がつく

hr『えぇ、こっちも⁉︎』

今度は輝に狙いを定めたみたい

輝もその服装からは考えられないくらい華麗に避けていく

無差別に…攻撃してる？

hr『本当にバグ起こしちゃったかもね。

これは逆にチャンスかも』

輝も銃口を向ける

in「やめろ‼︎」

いのちゃんが輝を押し倒す

hr『なんで邪魔するの？

バグを消すのが時空警察でしょ？

雄也が消えてもただバグが消えるだけで嬉しいじゃん‼︎』

その言葉に高木がかすかに反応した

ym「圭人…聞きたいことがある」

kt『ん？』

ym「知念を使ったときに使った技…現代(ここ)でも使える？」

kt『え、なんで俺にそれを聞くの？』

ym「俺の懐中時計に住んでるから‼︎」

はっきり言って確信はない

けれども、それくらいわかるだろ‼︎

kt『…使えると思う。

でも、やまちゃんの体に今までにないほどかかる負担が』

…それくらいか

ym「だったら使う‼︎」

俺は懐中時計のネジを押す

前に出てきた赤色の盤面

今までにないほど怪しく見えるけど…

ym「高木、しっかり受け止めろよ‼︎

燃えろ、クロッカル・ファイアー」

高木の元に駆け出す

盤面を通るとかなりの負担がかかってきた

ソードが重い

ym「うぉぉぉぉぉ‼︎」

この想いをぶつける

ym「戻ってこい、人間の髙木雄也‼︎」

tk「人間…」

ソードを思い切り高木に当てた

ym「はぁ…はぁ…はぁ…うっ」

俺はその場に倒れ込む

高木も一緒に倒れ込んだ