第三百七十四訓 ページ33
ていうかそろそろダメ!!!
いや最初からダメだったけどマジでダメ!!!フラグ着くぞまじでっ!!私の精神も限界に近付いてきたんですが!?
『ちょ、とととにかく離れたまえ!君クソガキから発 情 期 のクソガキになるよ?!良いの!?』
沖田「別に良いですぜ、そうなったら発 情 してるからっつー理由で好きなだけAに触れるし」
『っ…!』
あーもう!ああ言えばこう言う!!!
だからガキは嫌なんだっ!!特に総悟みたいなマセてるドS野郎はほんっっとに……!一つしか違わないのにどうしてこうも、
沖田「それに……なんだかんだAも気持ち良さそうじゃねーですかィ」
………へ、
『はァッ!?ンな訳ないだろっ、あり得な、』
沖田「ホントに?」
『っん!?ちょっ、!?』
総悟がぬるりとした手で体に触ってくる。本当に洗っている様に…まさぐる様な手付きで。胸から腹、腰へと体のラインをなぞるみたいに。
『ちょっ、ばかぁ……ッ』
沖田「……うわえっろ、今の自分の顔見てみてくださいよ」
手は止まってくれず…どんどん下へ行ってしまう。そのまま更に密着されて総悟の暖かい肌と私の肌が密着して。
そこで____私のわずかな理性が働いた。
ぐっと唇を噛み締めながらも喉から声をひねりだす。
『……ッ、そっ、総悟…なんか、!』
沖田「?」
『こんなことする総悟なんか…大ッッッ嫌い!!!』
真っ赤になりながらも、一思いに言ってやった。大嫌い、にそれはそれは力を込めて。
勿論嘘だ、総悟の事は好き。だが、それは仲間としてでありそーゆー意味じゃない……のだが。
『ぁ……』
総悟は…ピッシャーンッ!!と、雷が落ちたかの様に固まってしまった。彼には悪いが今の状況ではチャンス。
(!今、)
______ダッ、
その隙を狙い、私はタオルを体にくくりつけて風呂場から抜け出した。
(そ、総悟には悪いけど流石に無理…!折を見て嘘だよ、って伝えよう)
けど、今は…………
絶っっっっっ対無理ぃぃぃぃぃ!!!!!!
そんなこんなで、総悟のセクハラクソガキ事件は幕を閉じた。
因みに後日、総悟は謝罪をくれたが物凄く不貞腐れていた。嫌いとまで言われたのが心に来たらしい。
……けど、謝ったら許してくれた。
ー
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きょ - いやん❤️センシティブ❤️ (1月17日 20時) (レス) @page5 id: c9d0d6f436 (このIDを非表示/違反報告)
かっち(プロフ) - めっちゃ好きです……。今一気読みしている途中なんですが、ここの章を何回も読んでしまいますw 夢主ちゃんが神楽ちゃんを攻めて、赤くなっちゃう神楽ちゃんとそれに嫉妬する沖田君たちが見たい…!!もちろん書けとは言いません!応援してます!! (2023年2月26日 19時) (レス) id: 1b6cbbdaba (このIDを非表示/違反報告)
mia - 作者様神っす!ヤァバイ最初のイチャイチャが…(鼻血)これからも応援させて頂きます!!👍 (2021年10月3日 20時) (レス) @page4 id: 220694a240 (このIDを非表示/違反報告)
迷い猫 - 神楽ちゃんのハーフツインテが見たいーーーー‼️ (2021年9月20日 14時) (レス) id: 639c61a784 (このIDを非表示/違反報告)
迷い猫 - 仲いいナお前ら↓ (2021年9月20日 14時) (レス) id: 639c61a784 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:実珠 | 作成日時:2021年1月27日 22時