第三百七十訓 ページ29
現在____夕方(?) 八時半。
部下である総悟に…一緒に風呂に入ろうと言われました。
………………いやじゃねぇよ!?!?!?
『は!?ちょ何言って、風呂?!そんなの駄目に決まって、』
沖田「へェー、約束破るんですかィ?」
『そ、れは、その、』
沖田「俺ァ別に…今からあの続きを始めても構いやせんけど?」
あの続き……?あの………?
あの……
あの…
ウイルスに感染してた時の………あの、襲われたやつの続き!?
ど、どこまでされたっけ…!?確かキスされて服の中に手を………うわぁぁぁ駄目だァァァ!!思い出したくもない!恥ずかしい!!その先は私が死ぬ!!どっちにしろ死ぬ!!
(ッくそ…!総悟のこの感じからしてここで断れば逃げる暇もなく壁に押し付けられてそのまま続きコース確定だ…!!
それはもう死ぬ、100%やられて私が死んじゃう…っ!それならまだお風呂の方が…?いやでも体見られるしどっちにしろ……ううう、)
『一定の距離を、保ってくれるかい…?』
沖田「ん?そんくらいなら別に良いですぜ」
『………なら、わかっ…た……』
はい。一つ年下の部下と、混浴する事になりました。
…………恥ずううううう、!!!!
『ぁ、誰か入ってきたらどうするんだい!?』
沖田「安心してくだせェ、隊員の今日の予定はほとんどが見廻りと天人共の屋敷の警備なんで」
『……え、私聞かされてないんだけど』
沖田「Aは土方さんが疲れてるだろうっつって気ィ効かせたんでさァ。俺はサボり」
『ぅえッ、じゃあ行った方が良いんじゃ……』
沖田「A??」
『ゴメンナサイ』
__________
______
___
______チャポンッ、
『………。』
______チャポンッ、
沖田「………。」
水音が響きわたる中、私達は二人で風呂に入っていた。体と体の間はわずか五センチ。肩と肩が触れ合うか触れ合わないか…というギリギリの距離。
………………うん。近い。
肌に触れている暖かくて気持ち良い筈のお湯も、羞恥のせいで何も感じなかった。
(てか無理無理なんでだんまりなの!?まあそりゃ軽く話しかけられてもアレだけどさ!!でもなんかこう、気まずいんだけど!!!!)
まあ勿論私はバスタオルを、総悟は腰にタオルを巻いているが……それ以外は丸見えで恥ずかしい事この上ないのである。
誰か助けてェェェ!!!!!!
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きょ - いやん❤️センシティブ❤️ (1月17日 20時) (レス) @page5 id: c9d0d6f436 (このIDを非表示/違反報告)
かっち(プロフ) - めっちゃ好きです……。今一気読みしている途中なんですが、ここの章を何回も読んでしまいますw 夢主ちゃんが神楽ちゃんを攻めて、赤くなっちゃう神楽ちゃんとそれに嫉妬する沖田君たちが見たい…!!もちろん書けとは言いません!応援してます!! (2023年2月26日 19時) (レス) id: 1b6cbbdaba (このIDを非表示/違反報告)
mia - 作者様神っす!ヤァバイ最初のイチャイチャが…(鼻血)これからも応援させて頂きます!!👍 (2021年10月3日 20時) (レス) @page4 id: 220694a240 (このIDを非表示/違反報告)
迷い猫 - 神楽ちゃんのハーフツインテが見たいーーーー‼️ (2021年9月20日 14時) (レス) id: 639c61a784 (このIDを非表示/違反報告)
迷い猫 - 仲いいナお前ら↓ (2021年9月20日 14時) (レス) id: 639c61a784 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:実珠 | 作成日時:2021年1月27日 22時