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桂「随分と愛らしい事をしてくれるな……あぁ…それとも誘っているのか?」
『ちがっ、』
違うと言って引こうとするが後頭部を固定している手が邪魔で出来ない。
密着する体、未だ当たっている胸、足の間にある桂君の足。全てが恥ずかしくて涙が目尻に浮かんだ。
桂「……どこまで煽れば気が済むんだ…」
『は?!何言ってるんだい!?とりあえず離れっ、』
桂君が更に密着してきた。そしてゆっくりと足を上げてくる。
私が股ドンに弱いのを知ってやってきているので質が悪い。すすす…と衣服が擦れ、その摩擦にビクンッ、と肩が跳ねる。
『桂くッ、むり、』
桂「元々煽ったのはAの方だろう?」
『ちが、?!っダメ、触っちゃ、ゃ、』
狭い中、桂君に抱き締められる用に包み込まれている状況。
そんな状況で両側に回っている腕を取り除けられる筈もなく、太腿を抵抗も出来ず愛撫されていた。
するすると上がっていく手。それに足を動かそうとするが股ドンされている状態。
『っ、ぁ、やぁ…ッ……ひぅ、』
足を動かすと自動的に桂君の足に擦り付ける様になってしまうので動かせない。
かと言って手は止まらなくて。
結果桂君の足に座り込む様な状態になってしまった。
桂「A…声、もっと聞かせてはくれぬのか?」
『んん……、!?』
すると、桂君はぐっ…と足を上げてきた。身長差もあってか足が浮く。桂君の足が当たっている所から電流が流れるかの様な感覚が広がった。
ぞくぞくっとして腰を上げようとするも足が付いてないから不可能。
『足どけて…おね、おねがっ、い……』
桂「っはは、可愛らしいお願いだ……聞けるわけもないが。だがやはり今日は一段と甘美な匂いがするな…とてもそそられる…」
『ちが、桂君がおかしいだけでっ、ん!?辞め…足動かさないで!』
桂君が立ち位置を変えようと足を動かすが、それだけでびくんっと体が反応してしまう。
すると、その瞬間。
___「Aさーん?捜索終わりましたが…」
『ッ!』
押し入れの外から隊士の声が響いてきた。恐らく捜索が終わったから私を探しに来たのだろう。ヤバイ。
(こんな所見せられないし、声我慢しないとッ)
ぐっ、と唇に力を入れた。
するとそれが気にくわないのか分からないが…
______ぐっ、
『ぁ、!』
桂君がぐいっ、と足を上げてきた。
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きょ - いやん❤️センシティブ❤️ (1月17日 20時) (レス) @page5 id: c9d0d6f436 (このIDを非表示/違反報告)
かっち(プロフ) - めっちゃ好きです……。今一気読みしている途中なんですが、ここの章を何回も読んでしまいますw 夢主ちゃんが神楽ちゃんを攻めて、赤くなっちゃう神楽ちゃんとそれに嫉妬する沖田君たちが見たい…!!もちろん書けとは言いません!応援してます!! (2023年2月26日 19時) (レス) id: 1b6cbbdaba (このIDを非表示/違反報告)
mia - 作者様神っす!ヤァバイ最初のイチャイチャが…(鼻血)これからも応援させて頂きます!!👍 (2021年10月3日 20時) (レス) @page4 id: 220694a240 (このIDを非表示/違反報告)
迷い猫 - 神楽ちゃんのハーフツインテが見たいーーーー‼️ (2021年9月20日 14時) (レス) id: 639c61a784 (このIDを非表示/違反報告)
迷い猫 - 仲いいナお前ら↓ (2021年9月20日 14時) (レス) id: 639c61a784 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:実珠 | 作成日時:2021年1月27日 22時