【銀魂】空から女の子が降ってきました。10

第三百五十六訓 ページ3

だが私の思いなぞ届く事は無く。






『トシ、何、でっ』






唇を離されたのは、まだ良かったものの…






土方「……んぁ、」



『ッ！？』





着物の帯が解いて襟をずらし、鎖骨をがぶがぶ噛んでくる様になったのだ。


あまり歯に力は入ってない。
だけど体のラインをなぞってくるのでびくびくと反応してしまう。






土方「はぁ…ッ」



『っん、！』






耳にトシの荒い吐息がかかる。急な事にぴくっと震えてしまった。






土方「ふぅっ、はぁッ…はぁ……」



『ひぅ、ト、トシ待って、』



土方「ッん、ぅ、」



『〜ッ、！！』






ヤバイ。ヤバイ！！






『こっ、このままだとッ……



R - 18フラグついちゃうからぁああ！！！！』









＿＿＿＿＿＿ドゴォォォオッッ、！！！









土方「っ、ぐっ、」






震えながらも何とかトシに頭突きを食らわせた。





いやコレ不可抗力だよね！？！？！？





パパッと帯を直して襟と裾を正す。そのまま制服の上着を羽織った。






『ッッ、どうしよう、』






とをあえずトシがおかしいって事を隊員の誰かに知らせないと、






『……ッあ、そうだ、』






総悟の可能性が高いかもしれない。
総悟がイタズラか何かで変な薬飲ませたとか……



ヤバイありそう怖い。






『とりあえず総悟に…ッッ、！』






頭突きが強すぎたのかまだうなっているトシから逃げる様に部屋から抜け出す。



そのまま廊下を走り出した。




…………マジで今回は洒落にならん！





本当にどうしたんだろう？なんか… 発 情 ？ に近かった様な…症状もまるで 媚 薬 を飲んだかの様な……



……………ん？ 媚 薬 ？？



総 悟 が 、 危 な い 、 薬 、 媚 薬 …。





……………あれ？それじゃね？？










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