【銀魂】空から女の子が降ってきました。10

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そんな訳で神威の部屋の前に居るけど。






＿＿＿＿＿血の匂いするゥゥ！！！！！






この船には長年戦ってきた夜兎達が居るから当たり前っちゃあ当たり前だが…神威の部屋からはそれが一層濃い。どんだけ人殺してきたんだか。



帰りてぇぇ！！でもパフェ食べたいしな…しかも恩を売るチャンス！！！





(さて、どういう状況なのかな神威は)








＿＿＿＿＿＿コンコン、







手始めにノック。応答は予想通り全く無い。





(はァ……わざと返事しないのか…それとも返事できない位キツイのか…)





まず神威がどんな症状なのか、だね。






『神威ー？』






悩んだ末、名前を呼んでみた。



すると、ドサァッ！！と中で物音が。あ、フツーは私此処に居るはず無いしねェ。



そりゃ驚くか、と思いながら言葉を続けた。






『大丈夫かい？阿伏兎さんに様子がおかしいって言われて連れ去られたんだけど』






だがしかし応答はなし。
しかもノックを続けるがずっと静かなまま。





(どうしたものかねェ…早く帰りたいし…うん、とりあえず入ろ)





あ、鍵閉まってるかな？でも開けた瞬間ナイフとか飛んできたら怖いな。



いや、成るように成れだ！！！







＿＿＿＿＿＿ガチャッ、







半ば強引に扉を開け放つ。因みに鍵は開いていた。






『か、神威ー？』






とりあえず足を部屋に踏み入れると…









＿＿＿＿＿「はぁ…っ…何で、来たの」









『え？って、ぅおわッ！？』






近くで聞き覚えのある声がしたかと思いきや、急に手を引っ張られた。







＿＿＿＿＿＿ガチャンッ、







すると、次の瞬間扉は閉められた。逃げ場が無くなって行き場も無く混乱していると床にドンッ、！と乱暴に押し倒される。






『ッ！？』






打ち付けて背中が痛い。勢いに負けて瞑っていた目を開けると、移ったのはドアップの神威の顔。





……えっ、







『神威？！どうし、んッ…！？』






どうしたんだと聞こうとするが、その前に唇を重ねられた。

乱暴に口をこじ開けられて、舌を突っ込まれる。後頭部と頬を固定されてしまって動けない。






神威「んん…っ、は…」



『っ、』






(何でキスなんか…っ！？もしかして精神おかしくなってるってそっちの意味！？じゃあこんなの自分から食べられに来たみたいなものじゃないか！！)










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