【銀魂】空から女の子が降ってきました。10

・ ページ16

指を抜かれたが、動きが激しすぎた為口がだらしなく開いてしまう。更に酸欠になってしまい…肩で息をしている状態だった。


もう苦しい、流石にダメ。解放して欲しい。そもそも口の中に指突っ込むなんて……！






高杉「……据え膳食わぬは男の恥、ってか？」






興奮しきった声。それに誘われるみたいに潤む視界で顔を上げると……先程まで私の口の中に突っ込んでいた指を、高杉はぺろりと舐めていて。





『っ、んな……！？』





恥ずかしい事を目の前でされ顔が真っ赤になる。だってその指、さっきまで私の口の中にあって……！！私の唾液まみれなのに、







＿＿＿＿＿＿ひょいっ、







『ひゃっ！？な、何しっ』



高杉「煽られて我慢できる程今の俺は大人じゃねェ」






と思えば、横抱きで抱えられた。抵抗しようにも先程まで酸欠だったからか、指先に全く力が入らない。弱々しい力で高杉の胸を押すのにびくともしない。






高杉「安心しろ…俺の船で可愛がってやらァ」



『待っ、そもそも煽ってないし…降ろしておくれっ、帰るっ！！』



高杉「帰さねェ。ンな事言われて降ろす訳ねェだろ」






だだだ駄目だって！！ヤバイどんどん高杉歩いてる路地裏の奥の方に進んでるって！！えほんとに鬼兵隊の船の方向かってる？？嘘、待って、マジで、






『うわああ待ってっ歩かないで止まってぇっ』






私が足だけバタバタと動かすが高杉は全く止まらず歩いていく。恐らく港へ…鬼兵隊の船へ向かっているのだろう。このままだと抱かれる一択。






『待って、降ろしっ』



高杉「オイ、これ以上騒ぐってんなら＿＿＿＿＿＿此処で犯すぞ？」



『っひぇ、』






耳元で低く囁かれた。


高杉の目は本気だった。獣みたいな獰猛な目。犯す……この言葉がこんなにも重いなんて。






『っ、ぅぅ、』



高杉「……ククッ…良い子だ」






そんな風にされたら私は小動物みたいに縮こまって静かにするしかないわけで。嘘みたいに抵抗せず大人しくすれば、高杉は機嫌よく妖しく笑った。






高杉「安心しろ…孕ませはしねェよ」



『ッ、』



高杉「っく、不満そうにしても誘ってる様にしか見えねェな…まァ既成事実作っとくのもアリだが」






＿＿＿＿＿高杉、怖いいいいい！！！！











ーーーーー





【高杉の場合】


自分を抑制できるタイプなので船までは普通に耐える。だが欲には普通に従順なので船に着いたら理性ブチ切れる。

因みに何回も深いキスはされて体触られまくったけどフラグがつく様な所まではいかず、そのまま寝て治りました。そういう面では意外と紳士かも？









ー

神威の場合→←・

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す