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冬 第5話 多勢が正義 ページ26

「「「「「私たちの師匠に何をする?」」」」」
集中しすぎると、人間気が付かないものだ
戸が開く音が聞こえて、視線を向けると港にいるはずの皆がいた
皆、怒りを込めた視線を村木野に向けていた
そうか、私は一人じゃないんだ
普通だと、そんなことを考えないはずだが、つらい経験をフラッシュバックしていた私から見れば、そう思わずにはいられなかった。
(さき)「雪時兄、大丈夫?」
(雪時)「無事だったのか〜、良かった」
喜びのあまり私は抱き着いた
しかし、違和感に気が付いた
皆はいる、皆を連れ出してくれた松陽先生もいる、松陽先生と一緒に行動していた銀時もいた


あかね先生は?

(松陽)「あかね先生は別の場所にいるようです」
私は直ぐにそのことに気が付くと怒りが沸き上がった
(雪時)「おい、手前あかね先生を何処にやったんだ?」
(村木野)「私は諦めないわぁ。あかね先生?さあね?どうなってい・る・の・か・なあ?
  会えて嬉しかったわあ、雪時様、じゃあね♡」
そうやってニヤリと笑うと何処か一辺を見つめた
不審に思いその方向を見つめたが、何も無かった。
視線を村木野に戻すと彼女は消えていた
心理を利用されたようだった


「「「どこ行ったんだ!??消えた!?」」」
(雪時)「クソっ、どういう意味だよ!!」
(松陽)「雪時、落ち着きなさい。あかね先生のことです。きっと大丈夫ですよ。あなたばかり気持ちをため込まないでください、私たちもいます。一緒に探しましょう」
そういうと松陽先生は抱きしめてくれた
松陽先生の匂い、落ち着く
過去のことを思い出しているうちに想像以上に精神的に疲れていたらしい
ひどく落ち着いたことで泣き出してしまった
けれども自分の不甲斐無さでさきちゃんや皆、あかね先生を危険に晒してしまったことの自責が少しは引いた気がする
(雪時)「松陽先生〜〜!!」
あ"あ"〜、なんでこういう先生が身近にいなかったんだろう
(松陽)「大丈夫、大丈夫。涙流しすぎですよ。笑ってください。ももかの笑顔が一番なんですから」
「「「師匠、泣かないで〜」」」
(雪時)「松陽先生、私、頑張ります!!」
(松陽)「その意気です」
幾分か自信を取り戻せた
ふと視線を向けると、少し不貞腐れた顔の銀時が目に入った
(雪時)「どうかしたの?銀時」
(銀時)「いや、別に…。(なんかさっきの松陽とのやり取り見てたらモヤモヤする、なんだこれ)あのさ、無理せずに俺も頼れよな」
(雪時)「ありがとう」

冬 第6話 死神コナン→←冬 第4話 度が過ぎたぶりっ子:【特殊能力】場の空気を可能な限り凍らせる


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設定タグ:銀魂 , トリップ , 松下村塾   
作品ジャンル:アニメ
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銀狼 - ども銀狼詩音の銀狼です。詩音さんが忙しく、ながらく更新していませんが、ここで、終わることはないのでよろしければ、お気に入り追加したままで温かく見守ってもらえるとありがたいです。 (2020年9月4日 17時) (レス) id: d2351e840d (このIDを非表示/違反報告)
銀狼 - ども銀狼詩音の銀狼です。お気に入りしてくださりありがとうございます。これからも更新遅いと思いますが銀狼詩音のトリップしてきた2人が幼少期から進めていくとこうなりました をよろしくお願いします。 (2020年1月10日 0時) (レス) id: d2351e840d (このIDを非表示/違反報告)
銀狼 - 銀狼詩音の銀狼です。コメントしてくださりありがとうございます。 (2019年7月19日 16時) (レス) id: d2351e840d (このIDを非表示/違反報告)
銀狼 - ども銀狼詩音の銀狼です。笑えてもらえたなら光栄です。あと、大丈夫です。(*`・ω・)ゞ (2019年7月19日 16時) (レス) id: d2351e840d (このIDを非表示/違反報告)
- 何か笑えるんですけど(笑)これ、大丈夫なの?ww (2019年7月14日 15時) (レス) id: 256ce1cc76 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:銀狼詩音 | 作成日時:2018年11月1日 0時

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