8章 対面 ページ36
ゴォン……ゴォン……
勢いよく上昇するの景色を私はじっと眺めていた
私に会いたいという首領さんは、最上階にいるらしく現在移動中である
うわめっちゃ高い……人がゴミのようだぁ……←
《最上階でございます》
機械的な音声のアナウンスとともに、目の前のドアが開いた
その奥には、赤いカーペットと黒い大きな扉が待ち構えている
ポートマフィアの首領、ねぇ……
なんかこう……貫禄のある怖いお爺さんなのかな……
いやでもフィッツジェラルドさんみたいな成金背広かもしれない……ううむ
「首領、中原です。夢城を連れてきました」
「入り給え」
中から男性の返事が聞こえる
でもなんか少し可愛らしい声も聞こえたような……？
両サイドで構えていた黒服の人たちが、ゆっくりとドアを開ける
それを見た中原さんは「下がっとけ」と命令を出した
すると黒服たちは一礼して去っていった
やっぱ中原さん凄い人なのね……部屋の時点でうっすら感じてたけどさぁ……
そう思いながら、中原さんに続いて首領の部屋に入った
すると其処には──────
「リンタロウの変態！中年！」
「非道いじゃないかエリスちゃん……」
床に散らばる高級そうなドレスや小物の数々
そして下着姿で逃げ回る金髪の幼い子供と、それをドレス片手に追いかける黒髪の中年男性
『…………部屋間違えてませんか？』
「間違えてねェよ……あの方が俺らの首領だ
あれはまぁ……いつもの事だから気にするな」
下着姿の女児を追いかけ回す
大丈夫かポートマフィア……？
「そんな哀れむ様な目で此方見んな、夢城！」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 417人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「文豪ストレイドッグス」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
錐 - みたらし団子をお手洗い団子と読んでしまった・・・ｗｗ (2018年3月28日 14時) (
レス) id: 42d712d7a6 (このIDを非表示/違反報告)
硝子玉。(プロフ) - めろんぱんさん» なるほど。 (2018年3月21日 0時) (レス) id: ec7a4f0ce9 (このIDを非表示/違反報告)
めろんぱん(プロフ) - 硝子玉。さん» ご意見ありがとうございます！たしかに夢は浅い眠りの時ですが、夢主の異能で眠らせると"深い眠りかつ夢を見る"という設定ですので、異能力だからだと思って頂けるとありがたいです…… (2018年3月19日 17時) (レス) id: 190690f0c1 (このIDを非表示/違反報告)
硝子玉。(プロフ) - 夢を見るのは浅い眠りの時ですよ。 (2018年3月19日 16時) (レス) id: ec7a4f0ce9 (このIDを非表示/違反報告)
めろんぱん(プロフ) - りんずさん» ありがとうございます！ (2018年3月18日 21時) (レス) id: 190690f0c1 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：めろんぱん | 作成日時：2018年3月12日 19時
