協力と無自覚な嫉妬 ページ15
料理を作り始めて数分。Aは、顔が引きつって居たのだった。ゴーゴリは至って普通なのだが、フョードルに野菜を切らせた所までは良かったが、真逆...彼が全く料理が出来ない人だとは予想だにしなかった。指ごと切る勢いで次々と野菜を切るフョードルに見るに堪えなかった彼女は、「待って下さい!」と動きを止めさせた。そして、彼に近づくと手に触れて教え始めた。
「こっちの手は.....」
余りにも密着しているせいでフョードルは顔が真っ赤に染まって居た。
内心、料理所ではない彼だったが平常心を保ちつつ相づちを打った。
それを見ていたゴーゴリは、頬を膨らませた。
誰にも聴こえないような声音で呟いた。
「.....狡い」
何だかんだで料理を作り終わった3人は、食べる事にしたのだった。
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猫袮(プロフ) - 朱鷺の砂さん» ありがとうございます! (2018年9月16日 10時) (レス) id: ee976ad875 (このIDを非表示/違反報告)
朱鷺の砂 - すごく面白いです!続きが気になります!更新頑張ってください…応援してます!! (2018年9月8日 21時) (レス) id: c2940fbcc7 (このIDを非表示/違反報告)
猫袮(プロフ) - Tsuki☆さん» マジすか、有難う御座います(´;ω;`) (2018年8月29日 17時) (レス) id: ee976ad875 (このIDを非表示/違反報告)
Tsuki☆(プロフ) - ひぇぇ、ゴードス可愛い有難うございます(´;ω;`) (2018年8月29日 16時) (レス) id: 36c9c3900e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:猫袮 | 作成日時:2018年7月17日 21時