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及川side→
練習終わり、松っつんの彼女が話しかけてきた。
「A知らない？」
「知らないけど、」
俺が言うとちょうど彼女にLINEが来たみたいで
ごめん、大丈夫って松っつんと帰って行った。
「あーも！リア充羨ましい！！」
「お前また彼女に振られたの？」
「違いますー。俺はマッキーと違って好きな子いるから告白断っただけですー。」
「え、俺彼女いるけど。」
「嘘でしょ！！！」
デートの予定があるらしいマッキーは
急いで部室を出ていった。
まぁ、俺には岩ちゃんがいるから☆
「岩ちゃん、この後ラーメン行かない？」
「悪ぃ、今日は用事がある。」
「みんな及川さんを1人にする！！」
「せっかく教えてもらったから買いに行くんだよ」
「何を誰に。」
やべ、言っちまったみたいな顔してる岩ちゃん。
この及川さんに隠し事出来るとでも？
「礼をしたい女子がいるから、こういう時何がいいか上里に聞いただけだ。」
「怪しい、岩ちゃんAのこと好きでしょ？」
「は？なんで俺が上里を。」
「じゃあ、誰。」
「それは…」
「阿吽なのに言えないのかなぁー。」
及川さん悲しいっ！！って泣き真似すれば
盛大な溜め息と一緒に教えてくれた。
「あおいだよ。俺の好きな奴。邪魔すんなよ。」
「するわけないじゃん〜。それ、Aにも言ったの？」
「頼み事してる立場で隠すのは良くねぇだろ。」
「岩ちゃんの鈍感！俺もう帰るからね！！」
「んだよ勝手に。」
Aが聞いちゃった。
岩ちゃんの好きな人を。
自分じゃないことを知って、絶対ショックなはず。
聞いたとしたらさっきの休憩の時かな。
LINEしても返信ないし、
電話かけても出ない。
家帰ったのかな？
「あ〜。及川くんだぁ〜。｣
「なぁに？」
「今ぁ、私体育館裏に男連れ込もうと思ったんだけど泣いてる女子いてさぁ。出来なかったんだよね」
それはやめて欲しいなぁ、及川さん。
「それいつの話？」
「さっき」
「ありがとうね！」
チャラい女の子には感謝するとして、
二度と体育館裏に来ないことを願った。
走って行けば、座り込んで泣いてる女子。
やっぱりA。
「こんなところでどーしたの。」
「なんで及川がいんの。」
顔あげなくても泣いてることがばればれな声で、
それでもいつも通りでいようとしてる
そんなAを見て心が傷んだ。
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なつなつき(プロフ) - 暗黒破壊神＠さん» ありがとうございます！まだちょっとラスト迷ってるので及川さんもあるかも…？です（笑）頑張ります！ (2019年6月7日 7時) (
レス) id: 0034c747bb (このIDを非表示/違反報告)
暗黒破壊神＠ - ｳｵｳｵｳｵｳｵ！もう諦めろ！及川と付き合っちゃえ！ww嘘嘘嘘嘘ww更新頑張ってください！ (2019年6月6日 22時) (レス) id: bd44181088 (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆゆ - 岩ちゃん好き (2019年5月26日 0時) (レス) id: f92ab4040a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：なつなつき | 作成日時：2019年4月18日 23時
