23（レオナ） ページ23
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しばらくしてもエースはナミから離れない
ずっとぎゅーしている
「これは1日かかるぞ」と何かを察するエース
ナミは他にもお土産を渡したい友達がいるため、エースにお土産を渡した瞬間、デュースに取り押さえてもらい、ハーツラビュルを後にする…
ーーサバナクロー寮
ナミはおとなしく正座している
するとレオナの尻尾が頬をくすぐってくる
「お前…どこほっつり歩いてたんだ？」
が、レオナの機嫌はめちゃくちゃ悪い
ナミは床に正座
レオナはベッドの上にあぐらをかいて座っている
王が家来を叱る体勢である
ナミはしゅん、としていた
「まあまあ、ナミも旅行を楽しみたかったんスよ」
ラギーは苦笑し、レオナの機嫌をとる
「レオナ先輩、失礼します…って、ナミ先輩、ラギー先輩、帰ってきてたんすか」
ジャックがやってきた
ナミはジャックに助けを求める
「ナミ先輩！？大丈夫っすか！？」
すぐに駆けつけてくれるジャック
「足、痺れたんじゃ…」と耳を下げて、心配してくれる
ナミは半べそをかきながら、ジャックやレオナに渡したかったお土産を見せた
「え？いいんすか？」
ジャックは目を丸くしつつも、
嬉しそうにそれを受け取った
ナミはレオナにも見せる
本当に泣きそうになりながらレオナを…
「う…わかった。許してやる。土産こっち持ってこい」
レオナはこっちへ持ってくるよう、
ナミを促した
ナミはすぐに笑顔を取り戻し、スキップしてレオナにお土産を渡したのだった
「もうどこにも行くんじゃねーぞ」
レオナにカプっ、とキスされつつ
ナミはニコッ、と笑う
「あの人、しれっとナミにキスするんスよね」
「俺ら、ここにいるんすけど…」
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作者名：真灯 | 作成日時：2022年11月27日 10時
