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土方さんを振り向かせたい女の子 ページ1

『土方さぁぁぁん!!好きですぅぅ!!』

「うるせェ、邪魔だ」

『えっ、“結婚しよう……!?”もちろんOKです!!』

「言ってねェよ!!どんな耳してんだお前ェは!!」









どうも皆さんこんにちは!

私は土方さんを愛してやまない、歌舞伎町の街人Aです!!


土方さんに猛烈アピールをしているんですけど、どうも効果が無いみたいです………が、そんなのでめげない私!!!







あ、そういえば皆さんにどうして土方さんを好きになったのか、教えてませんでしたね!









一目惚れ、です!!
土方さんは覚えていないと思いますが、昔、攘夷浪士達から助けて頂いた時の……

あのシュッとした立ち姿………、キリッとした目…落ち着いていて、透き通るような綺麗で低い声……。



最っっ高にかっこよかったんです!!









それから土方さんに会う度にアピールしまくってるんですけど………えへっ☆









『私の土方さんへの愛は一生不滅ですよ♡』

「………キモッ」









そう言いながら振り向くと、そこには土方さんではなく沖田くんがいました。彼はすごく眉間にシワを寄せて、いかにも引いているようでした。






てめぇ、今キモッて言ったな!?








……ゴホンっ



『ひ、土方さんは……………』

「アンタがニヤニヤぐふぐふしている間に、出て行きやした」

『のううううう!!!土方さぁぁぁぁん!!』









くっ、土方さんめ………
でもそんな所も大好き♡









『仕方ない!土方さんも忙しいだろうし、私はブラブラ歩いてようかなぁ』

「珍しいですねィ。アンタがあのヤローを探しに行かねェなんて」







『……ねェ、沖田くん、今の私………







超!優しげな奥さんっぽくなかった!?』









すると沖田くんの顔は目を真ん丸に見開いていて口をポカーンと開け、“は?コイツ何言ってんだ”というような顔をした。









『キャーっ!私ってば!!えへえへへへ』

「(こいつァ、もう無理でさァ……俺の手にはおえねェ…………そんで土方死ねコノヤロー)」









遠くを見つめる沖田くんを置いて私は外へと旅だった。

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設定タグ:土方十四郎 , 銀魂 , 短編集
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僕達はエンジェル(プロフ) - 2次元の住民さん» コメントありがとうございます!!いい物語が浮かばず、完結にしていますが、そう言って頂けて本当に嬉しいです!いい物語が思い浮かぶよう頑張ります!! (2020年4月5日 23時) (レス) id: 262d2e4054 (このIDを非表示/違反報告)
2次元の住民 - この短編集は最高です!これからも頑張ってください! (2020年4月5日 21時) (レス) id: ab2e31f108 (このIDを非表示/違反報告)
僕達はエンジェル(プロフ) - 雪うさぎさん» ありがとうございます!! なにか思いついた時には更新するつもりです…!待っていて頂けると嬉しいです! (2019年4月16日 22時) (レス) id: ab5674bfc3 (このIDを非表示/違反報告)
雪うさぎ - 銀魂大好きで、土方さんも大好きなので見てます!更新頑張ってください! (2019年4月16日 22時) (レス) id: cd19b8b7b7 (このIDを非表示/違反報告)
僕達はエンジェル(プロフ) - クリームチーズさん» ありがとうございます!!今、どんな話を書こうか考え中…………。土方さんかっこいいですよね!!更新、頑張ります!! (2019年3月16日 13時) (レス) id: ab5674bfc3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:僕達はエンジェル | 作成日時:2019年2月25日 18時

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