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氷柱キノコを見たサムとイデアはそれを見て目を見開かせる。
「な、なにこの透明でツルツルしたキノコ……？」
「透き通った色味、牙のような氷がぶら下がって見えるヒダ……『氷柱キノコ』じゃないか！」
『え、なに、これそんな貴重なもんなわけ？』
Aは思っていたよりもサムが良い反応を示したため、そのキノコとジェイドを交互に見つめる。
「標高３０００メートル以上、しかも魔力濃度が高い場所でしか育たないはずの希少品！」
「お、おおう……サムさんが驚愕するほどのリアルレアアイテム。ジェイド氏やりおる」
「小鬼ちゃん、どこでこれを？」
「植物園の一画をお借りし、僕が丹精込めて育てました。
サムさんの購買部でも、このキノコは
ビーンズシューターL……頂戴してよろしいですね？」
ジェイドはサムをジッと見つめながら不適な笑みを浮かべる。
「Of course！喜んで交換に応じるよ」
「良かった。これで農民チームのお役に立てそうです」
その時、購買部に近づいてくる足音が聞こえてくる。
『おい、誰か来るぞ』
「はわわわっ！また誰かが拙者の隠れ家に近づいてくる……！」
「この忙しない歩き方は……」
『あぁ……聞き覚えがあるな；』
Aとジェイドは相手が誰だかわかったのか、表情を強ばらせた。
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梅こんぶ(プロフ) - 弑逆ノ桜さん» 誤字の指摘ありがとうございます。訂正させていただきました。 (2020年8月5日 0時) (
レス) id: b0a36378c3 (このIDを非表示/違反報告)
弑逆ノ桜(プロフ) - 103のバルガス先生の台詞で魔法が魔王になってますよっ！(ﾎﾞｿｯ) (2020年8月4日 23時) (レス) id: cdb86ccf60 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：梅こんぶ | 作成日時：2020年8月4日 22時
