第3話 ひのや ページ4
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「おかえり、A」
「A姉、ありがとう! 」
ひのやに帰るなり、出迎えてくれたのは日輪さんと晴太くん。
『遅くなってすみません』
銀時さんに会ったことを伝えると、私が呼んだのさ、と日輪さんは答えた。
「言っておきたい事があってね。あの人は吉原の救世主だからさ」
日輪さんは買い物袋から食材をだしている晴太くんを愛おしそうに見つめた。
あの日のことを思い返す。
慌てて私の働いてるお店にやってきた月詠さんは、一言。
着物を貸してくれ、と。
月詠さんの後ろにいたのが、銀時さんと神楽ちゃん、新八くん。
反逆者となるのを覚悟でみんなに協力した。
姉のように慕っている月詠さんが私を信頼して来てくれた事が嬉しかった。だけど、私は月詠さんや百華のように戦えない。
遊女やお客さんをあの戦いから非難させ、けが人の救護をすることしか出来なかった。
その時だ。
あの鉛色の空が、激しい音を立てて開かれたのは。
この瞬間を誰もが夢見ていた。
もちろん、私も
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月夜の光(プロフ) - ありちゃんさん» コメントありがとうございます!!そう言ってもらえてすごく嬉しいです(;o;)もっと上手に表現できるように頑張ります!ありがとうございます! (2021年2月28日 15時) (レス) id: e8dd5af318 (このIDを非表示/違反報告)
ありちゃん(プロフ) - 月夜の光さんの神威が好きすぎて他の作品見れなくなりそうです!!キュンキュンします(^^)更新楽しみにしてます (2021年2月27日 20時) (レス) id: 15fe9d02c8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:月夜の光 | 作成日時:2021年1月2日 22時