episode１０ ページ10
立ち去ろうとした通路をドンッとその長い脚でふさがれる。
ジェイド「逃げるなんてひどい人ですね」
A「ヒェッ」
顔は笑っているのに目は笑っていないジェイド先輩と目が合う
A「ジェイド先輩、今日もチャーミングですね」
ジェイド「なんて？」
A「調子乗ってすみません」
この殺伐とした空気を換えようとしたのが間違いだった。
ジェイド先輩激おこだよお…
ジェイド「その首元の絆創膏どうしたんですか？」
A「し、しらじらしい…」
なんという性格の悪さ！見てこの楽しそうな顔！！誰か〜！！助けてください！！
ジェイド「いえ、すみません。僕のつけた痕であたふたしている姿が可愛くて」
A「ソウデスカ」
早くこの場を立ち去ろうと少しづつジェイド先輩から距離をっとていく
するとジェイド先輩は私の首元に手を伸ばし、キスマークを隠している絆創膏をカリッと掻いた。
A「ッ…！？」
ジェイド「痕、きれいに残りましたね。たくさんつけた甲斐があります」
A「あんまり首元触らないでくださいッ…」
ジェイド「首元弱いんですか？」
私の弱点を見つけてうれしいのか、反応を見るのが楽しいのか、ジェイド先輩は首元をなぞり、痕を隠していた絆創膏を一つ一つ丁寧に剥がしていく。
ジェイド「やはりあなたの白い肌に赤い痕はよく映える」
A「あのッ、そろそろやめッ…」
ジェイド「あぁ、すみません」
ジェイド先輩は最後の絆創膏を剥がしとると私の首元から手を放す。
ジェイド「そういえば、コンシーラーを探していたんですよね？」
A「え、あっはい」
ジェイド「では、お昼休みに塗って差し上げるので、僕の部屋まで来てくださいますか？」
A「えっ、いや、そんな、お手数をおかけするわけには…」
ジェイド「それまで僕のストールを巻いていください」
ジェイド「それでは、お昼休みに」
私が断るより早く、ジェイド先輩は授業に行ってしまった。
お昼休み行きたくないなと憂鬱になりながら教室に入るや否や、グリムに「ウツボ臭いんだゾ」と言われ距離を取られてしまった。辛い。
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こてつ犬(けん) - お初めて見たけどすごく面白かったです！更新待ってます！ (2022年9月26日 23時) (
レス) @page20 id: a7527fda37 (このIDを非表示/違反報告)
きらきらほっしー - いや、好きです！！無事空のきらきらほしになりました！！リクエスト応えて下さりありがとうございました！何回でも読み返せます。可愛いジェイド先輩からの強めの攻めは気絶レベルにいいですね。語彙力が足りなくてすみません。応援してます！ (2020年6月10日 15時) (レス) id: 7cc0ce185f (このIDを非表示/違反報告)
ガチンコチン(プロフ) - 誓雨さん» ご愛読ありがとうございます〜(o^^o)リクエスト承りました！！！頑張ります！！！ (2020年5月29日 12時) (レス) id: efbcb31e1b (このIDを非表示/違反報告)
誓雨(プロフ) - いつも楽しく読ませていただいてます……！まだリクエスト大丈夫であれば“夢主に勉強を教えてくれるジェイド”を見てみたいです……！ (2020年5月28日 19時) (レス) id: cbe26e8c44 (このIDを非表示/違反報告)
ガチンコチン(プロフ) - きらきらほっしーさん» 貴重なご意見ありがとうございます〜！！！甘えたジェイド先輩挑戦しようと思います！！！((事故確定)) (2020年5月28日 0時) (レス) id: efbcb31e1b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まともな方のリーチなんていない
| 作成日時：2020年5月16日 22時
