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「で、系統は分かったけどこれからどうするの？」
『えーっとね…これからは基礎体力作りに加えて自分の念能力を創造していくよ。』
と言っても君たちにはもう十分すぎるほど基礎体力あるけど…と付け足した。
「Aの念能力って何？」
『私のはいくつかあって、見たことがある子もいると思うんだけど、触れた相手から直接その相手が持っている情報を聞き出す能力と、水を操る能力かな。』
「2つだけか？」
『いや、正確に言えばまだ8つくらいあるよ。』
「10個も能力持ってるのかい？！」
『まあね、基本的に使うのは今言った2つだけだよ。』
「…やっぱりAはすごいや。」
『ありがとう、シャル。』
さて…と両手で膝を叩いて立ち上がった。
そして皆をぐるりと見回す。
『これから1枚の紙を渡すから、そこに自分ができそうな能力をそれぞれ考えてみて。
まあ初めてのことだし分からなかったらどんどん質問していいからね。』
そう言うと彼らはこくりと頷いた。
それからは各自黙々と紙にメモを書いていく。
『能力には趣味とか特技を入れるといいよ。』
「Aー。」
『どうしたの？シャル。』
「中々思いつかない…。」
様子を見ればシャルは両手で頭を抱えて本気で悩んでいた。
眉間に皺を寄せ、机に額をつける。
『うーん…シャルって最近パソコンとか機械系触るの好きだったよね？』
「あ、うん。」
『その辺で機械を改造したりして自分の武器にするのはどう？
操作系ならその機械を使って色々できそうだし。』
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きなこもち(プロフ) - ひぃさん» ありがとうございます！更新頑張りますヽ(´▽｀)/ (2021年5月29日 6時) (
レス) id: 9b397e807b (このIDを非表示/違反報告)
ひぃ(プロフ) - 出てくるメンバーが可愛いくて、でも真面目？な雰囲気の話もあって、めっちゃ面白いです…！続きの更新が楽しみです！ (2021年5月28日 18時) (レス) id: 21a845e247 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きなこもち | 作成日時：2021年5月4日 10時
