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二章 ページ2

「僕?僕に誰かと訊いたかい?いいだろう、教えてやる!僕は世界一異能力者であり名探偵、江戸川乱歩だ!」

江戸川乱歩ー

その名前を忘れない様に頭に刻みつける。
「乱歩さんは、何してるんですか?」
「僕はねぇ、君みたいにこの世を彷徨う霊達を排除して回ってるんだ!」
乱歩さんは口角を持ち上げて、楽しそうに微笑む。
私はその笑みに、何か危険なものを感じた。
消されるかもしれないー

「……………何てね!」
乱歩さんはおどけた様に云うと、私の肩をぽんっと叩いた。
「驚いたかい?僕は霊が彷徨ってようが気にしないよ!」

安心半分、疑い半分だった。
何しろ今まで“視える”人間がいなかったから、関わり方が判らないのだ。
「乱歩さんはー私が幽霊だって判ってたんですね」
思った事を云うと、乱歩さんは自分の頭を人差し指でトントンと突いた。
「ここの出来が違うからね!そこらの人間と違って、君を受け入れてあげるよ!」

その言葉が全てだった。
私の瞳から涙が溢れた。
「……………………」
乱歩さんが黙って見つめてくる。
その視線を感じながら、溢れて止まらない涙を拭った。

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茉里 - ありがとうございます!続編もじゃんじゃん更新しますので……よろしくお願いします! (2019年6月4日 19時) (レス) id: 0903b0c425 (このIDを非表示/違反報告)
ク レハ(プロフ) - 完結おめでとうございます!続編のほうも応援させていただきます!! (2019年6月4日 18時) (レス) id: ddd19fa939 (このIDを非表示/違反報告)
カゲロウ(白ヰ迷ヰ戌)(プロフ) - ええ!勿論です! (2019年6月3日 18時) (レス) id: 26ee7c4c14 (このIDを非表示/違反報告)
茉里 - 最後まで読んでくださってありがとうございました!新作書いたらまたよろしくお願いします! (2019年6月3日 17時) (レス) id: 0903b0c425 (このIDを非表示/違反報告)
カゲロウ(白ヰ迷ヰ戌)(プロフ) - 完結おめでとうございます! (2019年6月3日 17時) (レス) id: 26ee7c4c14 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:茉里 | 作成日時:2019年5月27日 21時

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