（黒バス）天才吸血鬼ハンター少女と吸血鬼達（ヤンデレ）第二章

第６８話主人公視点 ページ28

痛い＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿。

その瞬間、確かに一度思い出してしまった。

ずっと・・・記憶の片隅にしまっておいた『あの日』を。

そうだ・・・・僕には二つの人格が心の中でいて。

主人格は『僕』。

もう一人は・・・・・『主人公のもう一つの名前』＿＿＿＿＿＿＿＿。

普段は『僕』でいた。皆に気づかれないように。

胸の中で抑えていた。

でも、もう隠せなくなってしまった。

もう良いよ、出てきて。『僕』は疲れたから

『主人公のもう一つの名前』＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿。

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オレは意識をなくして気絶したAを近くの壁に寝かせた。

「・・・痛かった？だって『A』は昔からオレの事嫌ってたから。」

オレは知ってる。主人公のもう一つの名前にはAというもう一人の人格がいるという事を・・・・。

≪あの日≫＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿。

オレがAを壊した。

それからAは主人公のもう一つの名前という人格になり、以前とは比べようもないほど

・・・・・・狂ってしまった。

やっとAが主人格として出てきて、主人公のもう一つの名前は身をひそめていたというのに。

オレ達と出会ったことでまた、Aはまた主人公のもう一つの名前の人格になってしまったんだ。

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