今度の審神者は超怖がりでした《参》 (ページ46)

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オトンカネさんさんページ46

『いってーな！何すんだよフリーザ様ァァァ！』

｢誰がオラオラ言えって言ったんだよ！！｣

『お前だよ！！』

オラオラ言えよって言ったのカネさんさんなんですけど？！
なんですか！なんなんですか！

｢食ってたのか！食ってなかったのか！はよ言え！｣

『食ってたよ！食ってましたっ！はいはい、この話終わり！フリーザ様はオラオラ脅し教だったんですね！はいはい！』

｢フリーザって誰だ！｣

『オラオラ脅し教にツッコめ、ゴラ。そしてフリーザ様はわかれ･･･な？わかって？』

｢･･････｣

『･･･ちゃんと食ってたからいいってもう！』

｢じゃあなんでそんな身体ホセーんだよ｣

『･･･ねぇ、俺の身体ガン見してる？ねぇ･･･視線を感じます･･･』

俺が、ばっ！と振り向くとバシャッ！という音が響く。
再び沈黙。

『お前は俺のオトンか！そんなに息子の背中が気になる？息子の成長気になる？ねぇ！』

｢･････････｣

『息子はちゃんと生きてますよ』

｢･････････｣

『息子はオトンとオカンの力いらずで生きていけますざんす』

｢･････････｣

こんなに呼びかけても振り向かないオトン。
もう俺は振り向いて欲しくないけど少しは見て欲しいな！っていう感情なう。

｢･････････｣

『息子の呼びかけにも振り向かない最悪なオトンだわ』

｢･････お前振り向かせるのかしないのかまじで、どっちかにしろ｣

『あんれ、バレちった･･････てへぺろりん☆』

｢･･･････････････(イラァァァァ(怒))｣

俺は本日二度目のカネさんさん怒らせフェアを引き起こしてしまったのだった。