10話 ページ12
夏油「やっぱり優しいですね、先生は」
A「まぁ、なんたって先生だからな」
夏油「先生」
A「ん?なぁーに?」
夏油「ありがとうございます」
A「ふふっ、どういたしまして〜」
夏油「そうだ、先生。海外に行くって本当ですか?」
A「うん、そうだよ」
夏油「…………やっぱり本当なんですね」
A「ゴメンな、傑。一緒に居てやれなくて
自分で言っておいて約束破るような形になって」
夏油「いいんですよ、先生。おかげで少しスッキリしました」
A「それならいいんだが」
夏油「いつ行くんです?」
A「2日後には行かないといけないんだ」
夏油「そうなんですか。早いですね」
A「私も数日前に上から聞いたから、まだ少し戸惑ってるよ」
夏油「悟達には言わないんですか?」
A「うん、言ったらなんだか五月蝿そうだからね。言わないつもりだよ」
夏油「そうですか………」
A「だから、傑からアレ聞きたいな〜?」
夏油「ふふっ先生、いってらっしゃい」
A「はい、いってきます!」
それから1ヶ月後の9月
旧■■村の住民112名を死亡させ傑が呪詛師として処刑対象になったと聞いた
あぁ、私は結局、無力だ
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鈴(プロフ) - オリフラ、外した方がいいと思います。 (2020年1月15日 19時) (レス) id: 96cb70a1d2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:いくらのすけ | 作成日時:2019年11月27日 19時