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柱、ふたり ページ16

◆A



『っ!』

複数の帯がこちらに向かってくる。

立ち回れ、誰も傷つけさせないっ

攻撃に備え構えると、ダンッと襖を蹴破り帯を切り刻んだ
宇髄さんと煉獄さんが目の前に立っていた。


『…ぁ、』

宇「…おい、これ竈門禰豆子じゃねぇか。派手に鬼化が進んでやがる」

炭「宇髄さん…」

宇「…キッ」

炭「!」

宇「御館様の前で大見得切ってたクセに!なんだこの体たらくは!誰も鬼化を派手にやれなんて言ってねーぞ!」

炭「い!?」

宇「お前もだ!A!誰も襲わねぇって言ったくせになんだこのザマはぁ!」

『お、襲ってません!まだっ!』

宇「口答えすんじゃねぇ!俺は柱だぞ!」

『柱がそんなに偉いんですか!』

宇「偉いんだよ!チビ助!」

『チビって言うなっ 筋肉柱!派手柱!』

宇「んだと!コラァ!」

炭「…」

煉「宇髄!Aをいじめるな」

宇「俺の肩持てよっ、お前も柱だろ!」

煉「俺はAの味方だ!」


宇髄さんと睨み合ってると、帯の鬼が近寄ってきた。


堕「柱ね、しかもふたり…そっちから来てくれたの。手間が省けた」

宇「うるせぇな、お前と話してねーんだよ。失せろ。お前上弦の鬼じゃねぇよな、弱すぎなんだよ。俺が探ってたのはお前じゃない」

堕「何を馬鹿なことを……!? え…?」


喋っていた鬼は膝から崩れ落ちると、首が落ちた。

……斬ってる。あの一瞬で…、


宇「おい、戦いは終わってねぇぞ。妹をどうにかしろ」

炭「っ!」

宇「ぐずり出すような馬鹿ガキは戦いの場に居らねぇ。地味に子守唄でも歌ってろ」

炭「!」


禰豆子が床を蹴ると障子を破って炭治郎と共に建物の外へ落ちていったが、
しばらくすると、禰豆子は泣きながら眠った。


『…はぁ、』

堕「ちょっと待なさいよ!よくも私の頸を斬ったわね!」

宇「まだギャーギャー言ってんのか。もうお前に用はねぇよ。地味に死にな」

堕「ふざけんじゃないわよ!大体あんたさっき私が上弦じゃないとか言ったわね!」

宇「だってお前上弦じゃないじゃん」

堕「私は上弦の陸よ!まだ負けてない!」

宇「負けてんだろ。一目瞭然に」

『…』


まだ喋ってる…頸を斬られたのに、身体も崩れない。

察したのか、庇うように煉獄さんが私の前に立つ。


堕「みんな死ねぇ!頸斬られた!頸斬られちゃったぁ……お兄ちゃん!」


帯の鬼の背中からもうひとり出てきた。


宇「!」


宇髄さんが先に反応し、切りにかかると土煙が舞った。


煉「宇髄!」



上弦の陸→←鬼化



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紫華 - 終わり方がいいですね‼︎続き楽しみに待ってます! (8月24日 9時) (レス) @page28 id: 7aa6fe7fca (このIDを非表示/違反報告)
夜空ゆーたお(プロフ) - 続き楽しみにしてます!!! (5月19日 17時) (レス) @page26 id: d76bc8bfcd (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - 更新頑張ってください^_^ 応援してます٩( ᐛ )و (2023年4月10日 3時) (レス) @page23 id: 17ec247796 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:妄想たのしい | 作成日時:2023年1月3日 18時

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