あんたが主人公でも、私も主役になってやる【ハイキュー】

27主役 ページ29

2試合目も烏野の勝利




1試合目よりも少し点差は開いたものの、及川先輩は何かわかったようで少し満足気






｢何かわかったんですか？｣

｢うん、ちょっとね｣

｢A、タオルとってもらってもいいか？｣

｢あ、すいません
どうぞ｣

｢サンキュー｣





青城の人達にタオルとドリンクを渡して行く





渡し終えたあと、ドリンクの入っていたカゴを置いたとき





｢今日、マッキー絶好調だね｣

｢なんか今日体が軽いんだよなー｣

｢次も頼むぞ｣

｢おう！
あ、もしかしたら｣






『可愛いマネージャーがいるおかげかも？』



と私を見ながら、笑った





｢え？｣

｢な？！｣





私と同時に及川先輩が声をあげる





｢いやー、普通に可愛くない？
礼儀正しいし、気が遣えるし
短所が見つからないというか？｣

｢そんなこと……｣






ストレートに褒められたことに照れて、自分の体が熱くなる





｢……！！｣

｢今度さ、どっか遊び行かない？
お互い部活休みの時に｣

｢え、でも、私となんかじゃ楽しくないと思いますよ？｣

｢大丈夫
絶対楽しくさせるから｣





そう言いながら、笑った





｢ちょっと待って！！
マッキーが行くなら俺も行くから！！｣

｢……え？｣

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