243. ページ44
フィ「久しいな《鼠》」
フョ「……あぁ素晴らしい。『
太「そうだ。街中の監視映像を統合する無謬の眼。
その力で此処を見つけ出した。
君が潜窟に気を取られている間に彼女に頼んでね」
先程、太宰がAにお願いしたことは、フィッツジェラルドの持つ『神の目』を使うための交渉に行くことだったのだ。
『力を借りる条件は「貴方たちが掠め取った組合の隠し資産を取り戻すこと」』
フィ「手離れした金に興味はないが、《鼠》に盗まれたままでは小癪でな。
それに麗しのレディの頼み事だ。聞かない訳にもいかないだろう」
『あ、はい……』
Aはフィッツジェラルドに脚を折られた時のことを思い出して少し怯えた表情だった。
その時、ドスとエフスキーの後ろから、武装した部隊が大勢現れた。
安「後は我々が引き受けましょう。太宰君、Aさん」
『安吾さん、ありがとうございます』
Aはフィッツジェラルドに頼みに行くその前に安吾に電話してここへ来て貰うよう話しを既につけていたのだ。
太「どうして君が安吾の電話番号を知っているのだい?」
『この間安吾さんから電話番号をいただいたんですよ』
安「手は出していませんから安心してください、太宰君」
127人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「文豪ストレイドッグス」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
咲楽 - 更新頑張ってください (2018年9月11日 19時) (レス) id: 08df1a568e (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - 続編おめでとうございます続き楽しみにしてます (2018年8月17日 18時) (レス) id: 5016550d2e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:紫陽花 | 作成日時:2018年8月17日 15時