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国「それは、マフィアと戦うか、退くかの二択を今選べと?」
乱「そうだ。だが、悩む時間はないぞ。
僕の推理では、社長が安全な異能部屋に居ると知れれば、マフィアは脅迫策に移る。
社員の家族、友人、大事な人を人質に取り、「社長を出さねば一人ずつ殺す」と脅すだろう。
そうなれば探偵社と雖も、膝を屈するしかない」
残されたるは____腸の転がる血塗れの道のみ_________
谷「やります。ボク達は結局、人を傷つけることでしか守れない」
与「妾もやるよ。森医師とは昔、一寸した因縁が在ってね。あの人ならこう云う終幕も納得ずくの筈さ」
鏡「
敦「そんな!」
『鏡花ちゃんまで……』
賢「正しいとか、正しくないとか、僕には判りません。
でも皆が危険な方に行くなら、そっちに行って皆を扶けます」
敦「……!」
乱「国木田、A、お前達は如何する?」
『私は……』
Aは国木田の方を見ると、国木田の顔からは汗が滲み出ていた。
国「社長は、「街の均衡と平穏を護れ」と命じられた。黒幕による街の崩壊から人々を護るのが社長のご意思です」
乱「なら「規則」を破って奴を追うか?」
その瞬間、国木田は何かを思い出したのか頭を抱えた。
国「しかし!「規則」を破れば、また無辜の民が死ぬ!
あの少女のように……次に目の前であの死が起これば、俺は二度と……!」
乱「_____国木田。お前は探偵社で最も高潔で強い。
だから敵は最初にお前を壊そうとした。
それを忘れるな」
乱歩は国木田の肩に手を置いて、荷台から降りていった。
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咲楽 - 更新頑張ってください (2018年9月11日 19時) (レス) id: 08df1a568e (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - 続編おめでとうございます続き楽しみにしてます (2018年8月17日 18時) (レス) id: 5016550d2e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:紫陽花 | 作成日時:2018年8月17日 15時