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224. ページ25

その頃Aは、ポートマフィアの本拠ビル内にて拘束されていた。




見張りには、黒蜥蜴がおり、Aは椅子に縛られていた。




Aは黙ってじっと座っていた。




広「満足いただけるおもてなしが出来ずに申し訳ない、Ms.中島」




『……』




広「普段ならば女性を乱暴に扱うような事はしないのですが、これも我が組織のため……



ご理解いただけますね?」




『提案したのは此方側ですし……』




広「話しの判る方で安心しました」




その時、部屋の扉が乱暴に開くと、そこには殺気立っている中也がいた。




中「チッ、まだ探偵社の奴等は捕まえてねえのか」




広「約束の刻まであと数分あります」




中也がAに近づいてくる。




中「時間に間に合わなけりゃ、手前はうちのもんだ。判ってんだろうな?」




Aは静かに中也を睨み返した。




中「この状況でもそんな顔が出来るのか。あの太宰が惚れただけのことはあるじゃねえか。




……だがなぁ」




中也はAの髪を掴み、顔をグッと寄せる。




中「間に合わなかった瞬間、手前は二度と日の光を浴びることは出来ねえ」




『っ……』




中「精々祈ってるんだな」




中也はそう云うと部屋から出て行った。

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咲楽 - 更新頑張ってください (2018年9月11日 19時) (レス) id: 08df1a568e (このIDを非表示/違反報告)
りん(プロフ) - 続編おめでとうございます続き楽しみにしてます (2018年8月17日 18時) (レス) id: 5016550d2e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:紫陽花 | 作成日時:2018年8月17日 15時

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