鬼と暗殺 二【文スト×暗殺教室】

５５． ページ6

京都に到着し、新幹線を降りると、先に現地に来ていた構成員が車の手配をしてくれていた。



「お疲れ様です。車を用意してありますのでご案内いたします」



Aは首領と自分の荷物を構成員に預け、車に乗り込んだ。



そのまま目的の場所まで向かっていく。



しばらくすると、目の前に京都に相応しくない豪勢な建物が見えてきた。



『こんなところに屋敷とは、場違いもいいところですね』



森「今日は食事会ということだからね、気軽にいくとしよう」



車から降りると、屋敷の使用人が並んでいた。



「「いらっしゃいませ」」



使用人達の向こうでは、玄関の前にここの当主であろう壮年の男が立っていた。



「ようこそポートマフィア首領、森鴎外殿。


遠路遙々ご足労頂きありがとうございます」



男は首領に握手を求めるが、首領はそれをスルーして話しを進めた。



森「うちのエリスちゃんは甘い物が好物でしてね。


今晩の食事会を楽しみにしているようで」



「ははは、それでは最高級のスイーツを取り寄せておきましょう」



森「それはよかった」



「では晩餐まで少々お待ちください」



そこで屋敷のメイドが部屋まで案内する。



「晩餐の用意が済みましたら及びいたしますので、それまでおくつろぎくださいませ」



メイドは部屋を出て行った。



首領とAは晩餐までその部屋にて待っていた。

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