鬼と暗殺 二【文スト×暗殺教室】

８０． ページ31

『で、イリーナ先生、これで私に恋人がいるとおわかりになりましたね』



イ「ふんっ！まぁいいわ、アタシだって彼氏くらいいるんだからね！


いい餓鬼共、女の賞味期限は短いのあんた達はアタシと違って危険とは縁遠い国に生まれたのよ



感謝して全力で女を磨きなさい」



イリーナの真面目な話しに一同は少し驚いている。



岡野「ビッチ先生がまともなこと言ってる」



莉「なんか生意気」



イ「なめんな餓鬼共！」



矢「じゃあさじゃあさ、ビッチ先生とA先生が落としてきた男の話聞かせてよ！」



倉「興味ある！」



矢「A先生から聞かせてよ！」



『構いませんが、落としてきた男、ですか……』



Aは考える素振りをし、口を開いた。



生徒達は真剣な表情になる。



『始めに落とした男性は、私が１４歳のとき組織を裏切ったことで報復として私がその裏切り者の男性を殺しました。


あの時の苦しみ藻掻きながら落ちていく姿は実に滑稽でしたよ』



「「そっちの落とすじゃねーよ！」」



茅「A先生って案外天然なところありますよね；」



莉「マフィアってやっぱ物騒；」



『？』



イ「仕方が無いわね、アタシが話してあげるわ


でも、子供には刺激が強いから覚悟しなさい。


例えばあれは１７の時……っておいそこ！」



女子の中に殺センセーがさりげなく混ざっていたのだ。



イ「さりげなく紛れこむな女の園に！！」



殺「え〜、いいじゃないですか。


私もその色恋の話し聞きたいですよ」



莉「そーゆー殺せんせーはどうなのよ？


自分のプライベートはちっとも見せないくせに」



倉「そうだよ、人のばっかずるい」



岡野「先生は恋バナとかないわけ？」



不「そうよ！巨乳好きだし片思いくらいあるでしょ！」



その瞬間、殺せんせーはマッハで女子部屋から出て行った。



片「逃げやがった！」



イ「捕らえて吐かせて殺すのよ！」



そして女子全員、ナイフ片手に殺せんせーを追いかけにいった。



『私はどうすれば……』



一人取り残されたAだった。

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