48話 ページ48
相良「オメェら、うちのお嬢をどこやったんだよ」
パッフェ「わんわんっ！」
相良と片桐が威圧的な態度で問い詰めている中、
アパートから出てきた佐々木が声をあげた。
貴女「あーあ、だから言ったじゃん。
開久なめてんじゃねえよって」
相良「Aテメェ、生きてたのか」
貴女「勝手に殺さないでよ笑
…あ、パッフェ〜！」
相良にそう笑いながら返すと、満面の笑みでパッフェを腕に抱きかかえた。
抱えられたパッフェは、佐々木を確かめるかのように顔を舐める。
笑顔だった佐々木は 紅野達に向き直ると、一瞬にして真顔に戻った。
貴女「さぁて、どうしようか。
ケーキも無駄になったし、部屋の窓も割られたし」
紅野「やっべー…。逃げろ岩田ちゃん！」
紅野の言葉を合図に岩田と走り出した。
その後ろを開久と三橋伊藤が追いかける。
歩道橋のところで、紅野たちに迫ると
紅野は岩田を足止めとして、階段から蹴落とした。
貴女「ひどい…」
紅野「ばいばーい！千葉の最強さんたち。
もう二度と千葉に来ないから許してちょ」
そう小馬鹿にしたような挨拶を残して、タクシーに乗り込み東京へ戻って行った。
三橋「おい！アイツの家教えろ！！」
岩田「知らねぇよ…」
三橋「知らない事ねぇだろ！」
岩田「本当に知らねぇんだよ。
俺らそういう関係なんだ….」
相良「どうやら本当らしいぜ。
さっきシメた野郎も同じこと言ってやがった」
どんなに岩田を問い詰めても、知らないの一点張り。
それもそのはず、
彼らは本名も家も知らない他人同士。
喧嘩するためだけに集まった集団だったのだ。
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あかね(プロフ) - けーとせーばーさん» 遅くなりました。コメントありがとうございます！これからも更新頑張ります！！ (2019年7月7日 15時) (
レス) id: 6a4fa7f315 (このIDを非表示/違反報告)
けーとせーばー - やっほー！！これからも頑張ってね (2019年7月5日 6時) (レス) id: b099531090 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あかね | 作成日時：2019年6月22日 20時
