37話 ページ37
グラウンドに移動してきた佐々木は
下っ端たちが先に攻めていいと言い出した。
下っ端たちはその言葉を合図に一斉に殴りかかって行く。
しかし、それを軽々と避け 殴りかかってきた下っ端たちを殴る。
貴女「私に勝てねぇヤツが三橋伊藤、今井なんかに勝てるわけねぇだろ」
何人も居た下っ端たちは全員地面に倒れており、
ただ1人、佐々木だけが悠然と立っていた。
そう。
これが開久で唯一の女でありＮｏ．３
佐々木A。
風が吹き、髪の毛の間から見えるその表情は
狂犬とはまた違った怖さがある。
相良「うちのお嬢はさすがだねェ。
普段からああだといいんだけどなァ」
片桐「アイツはそういうやつだ」
2人とも佐々木が本当に危なくなったら助けるつもりだったが、必要なかった。
片桐はもちろん 何だかんだ言いながら相良も佐々木を気にかけている。
貴女「次はぁ〜…」
片桐「そこらへんにしておけ」
傷一つ作っていない佐々木は、まだやる気なようだった。
さすがにこれ以上は と止めた片桐。
だんだん頭が冷えてきた佐々木はいつも通りの雰囲気に戻った。
貴女「制服汚れた…」
片桐「着替えてこい」
貴女「あ！教室でパッフェ待たせてるんだった！！」
相良「毎日連れてんのかよ」
貴女「当たり前でしょ。
1人は寂しいじゃん」
そう言うと校舎に入っていった。
いつも騒がしい開久の廊下も、先ほどの喧嘩を見ていた生徒ばかりで静まり返っいる。
佐々木が歩くと道が開く。
開久唯一の女は
Ｎｏ．３で
普段からは想像出来ないほど喧嘩が強い
そんな人。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 173人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
あかね(プロフ) - けーとせーばーさん» 遅くなりました。コメントありがとうございます！これからも更新頑張ります！！ (2019年7月7日 15時) (
レス) id: 6a4fa7f315 (このIDを非表示/違反報告)
けーとせーばー - やっほー！！これからも頑張ってね (2019年7月5日 6時) (レス) id: b099531090 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：あかね | 作成日時：2019年6月22日 20時
