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「Aちゃん!次、3号館だよね?一緒に行こう?」



『…うん。そうだけど、…テヒョンくんもそうだったけ?』



記憶が確かなら、3号館の講義室で受けている講義に、テヒョンくんはいなかったはず。



そう言うと、テヒョンくんは首を傾け、笑った。






「Aちゃんと同じところに移ったよ!友達だもん!」



『え?』






…何を言ってるんだ彼は。友達がいたら自分の専攻を変える?そんなの間違ってる。





『…いや、…自分のやりたい講義とらなきゃ。友達に合わせてたら、意味ないって、』



「え?Aちゃん、僕と一緒は嫌なの?」



『…いや、そういうわけじゃ、』



「ならいいよね。僕はAちゃんといたいの。だってトモダチだから。」






無表情でそう言うテヒョンくんに、何も言えなくなる。…彼、どこか、少し可笑しいのだろうか。



けど、これ以上何を言っても無駄だろうから、もういいや。諦めよう。







『……うん。じゃ、行こ、』



「うん!!!」





テヒョンくんが、嬉しそうに二パ、と笑った。





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気付くと、講義室の隣には、必ずテヒョンくんがいた。



どの講義も、どの講義も。







"Aちゃん!"



そう言って、彼が隣で笑うのであった。

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ちむたろう(プロフ) - さきさん» えぇ、嬉しすぎます!さきさんのストライクゾーンを無事射抜けたようで嬉しいですふふふ!(⌒-⌒)「?」本当に気に入って頂けたみたいで嬉しいです!ありがとうございます.......!! (2020年3月10日 16時) (レス) id: 480aaa9b57 (このIDを非表示/違反報告)
さき(プロフ) - ところどころ、「?」につながっているところとかこの犯人が誰かわからない、ちょっと身震いしそうな物語マジでストライクゾーンです。素敵な作品ありがとうございます!!もう私の頭からはストックホルム症候群は離れそうにないです(( (2020年3月9日 22時) (レス) id: 71073e79d4 (このIDを非表示/違反報告)
ちむたろう(プロフ) - いつきさん» いっちゃん…あんた嬉しい事言って…!!!(誰だよ ありがとう!そんなふうに言ってくれて嬉しい!!更新頑張るよ!最後に言わせて、すき(はーとはーと) (2020年2月18日 23時) (レス) id: 4df5af503c (このIDを非表示/違反報告)
いつき(プロフ) - すごい引き込まれています…凄すぎます。毎日毎日更新される通知が来るたび見ています、本当に大好きな小説です…。これからも応援しています、頑張ってください( ; ; ) (2020年2月18日 23時) (レス) id: 317f2047c2 (このIDを非表示/違反報告)
ちむたろう(プロフ) - さくらんぼさん» さくらんぼさん!『最後の手紙』、大好きです!(●´▽`●)コメントありがとうございます!嬉しいです!ユンギさんですか…!ふふ、最後までお付き合いくださいね(¯v¯)!素敵なコメントありがとうございました! (2020年2月18日 22時) (レス) id: 4df5af503c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:uni x他1人 | 作成日時:2020年2月15日 17時

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