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【過去】
中学三年生の時、部活でいつもより帰りが遅くなってしまい、家に帰る途中で誘拐された。抵抗はしたが、所詮は女子中学生。誘拐犯であった男三人組に敵うはずもなく、なすすべないまま連れ去られてしまう。この時、車内で目隠しと口枷をつけられて、何もわからない状態であった。
やっと車が止まり、外に引きずり出された少女はもう一度抵抗するものの、そのまま何処かの家へと入る。目隠しと口枷を外され安心しかけた時、男達は少女の服を剥ぎ、嫌がる少女を抑え込んだまま、少女の体を汚していった。
その行為は朝まで続き、ようやく飽きたのか男達は汚れた少女をその場に置いて何処かへ去ってしまった。深い絶望の中にいた少女はやっとの思いで家から脱出し、自分の家に帰ることができた。一日行方不明だった少女を心配してか、両親は家の前で待っていて、少女を目にした瞬間駆け出し、少女を抱きしめた。両親から抱きしめられた事で、ようやく安心したのか、少女は両親の腕の中で眠ってしまった。少女は両親にもその日の出来事を話話さなかった。理由として、両親を心配させたくなかった。というのがある。
しかし、悪夢は終わらない。
一週間後、少女宛に一つの封筒が届く。少女は気になり、部屋に入ってはすぐに封筒を開けたのだが、そこには、あの日の少女の写真が10枚ほど入っており、少女は顔を青くした。写真と共に一つの便箋も入っており、少女が震える手で開けてみるとそこには、両親にあの日の事をバラされたくなければ、23時に〇〇公園へ来い。というものだった。
両親を心配させたくない一心で、震える手を押さえ込み、少女は一人公園へと向かう。
そこには案の定。あの時の三人組がおり、少女はあっという間にあの日と同じ姿にさせられた。公共の場でまたもや体を汚される少女。これ自体は予測はついてたが、両親にバレるよりはと少女は我慢をした。
それからというもの、ほぼ毎日という頻度で呼び出される少女。
ある日、少女の精神は擦り切れてしまい、もう何も考えられなくなり、こんなに汚れた体の娘を両親は愛してくれない。そう思った少女は、一人、誰もいない方向へと歩き出した。
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作者ホームページ：なし 作成日時：2022年9月19日 20時
