オーバーロード3 ページ13
「その、ご迷惑かもしれませんがあんず先輩は今忙しそうですし、薬袋さんは……あの噂が……だから来ないかもしれません、だからッ、私が責任をとってやろうと…思って…」
子猫ちゃんが忙しいと『決めつけて』？Aがボクたちを避けてると『見せかけて』？それで何？言うことは『自分にさせてほしい』？馬鹿にするのもいい加減にしてほしいものだ。
大人しく、優しく、謙虚で献身的。
だが、その裏を思うと。
あぁ、反吐が出るね。
だがここは飲み込むしかない。
「……ありがとウ。お言葉に甘えようかナ」
「……っ、じゃあっ」
「うン、じゃア……そうだネ、放課後2階のレッスン室3で待ってるヨ」
「はいっ」
彼女は満面の笑みを浮かべて『それでは』と手を振って去っていった。
「……いいなぁ、海凛とのレッスン」
「ふふン、いいでショ」
「…本当にそう思ってる？」
バルくんの綺麗でとても厄介な青い瞳がボクを覗く。
「……懸念材料がちょっとネ」
「それってあの、噂のあの子……み、ミナ？って子のこと？」
「
「そうそう、その子。俺もいっぺんあったことあるよ！キラキラした髪の子だよね？あの、外国人っぽい」
あぁ、あの子クォーターだからね。
「その子さ、いっぺんだけTricksterのレッスンに来たことあるんだよね、あんずの付き添いで」
「話したノ？」
「ううん。目すら合わせてくれなかった」
流石。
「話しかけても押し黙っちゃってさ〜転校したての最初の頃のあんずみたいだったな〜」
子猫ちゃんも最初こそは物凄く大人しかったね。今じゃこんなにも逞しくなっちゃって。
まあそれはそれでアリというか。
「え、何どうしたの？夏目くん」
「……なんでもないヨ？」
「えぇ…」
『絶対に嘘だろ』と言わんばかりの目でこちらを見る子猫ちゃん。
「……あ、そうだ夏目くん。最近のライブの予定って何かあったりする？」
「ううン、特に何かするとは決まってないヨ。もしかしてライブのお誘いかナ？」
「うん、2週間後にTricksterで校外ライブをするんだけど、もう少し人手が欲しくて……」
「勿論、子猫ちゃんの頼みなラ断るわけがないヨ」
それに丁度やりたいこともあったし。
「あ、なラAにメール打っとかないト『レッスン子兎ちゃんがしてくれることになったからもう来なくていいよ』っト」
「それ、誤解されないか……？」
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翔。(プロフ) - 好きです！！最高に面白いです！！エリートヒキニート最高！ (2019年1月20日 6時) (
レス) id: 63a2837fb8 (このIDを非表示/違反報告)
佐藤(プロフ) - ♪咲那♪さん» わーいありがとうございます(^o^)/頑張ります！ (2018年5月15日 0時) (レス) id: 4f2d8f4684 (このIDを非表示/違反報告)
♪咲那♪(プロフ) - おもしろくて続きが気になったのでこれからも更新頑張ってくださいね！ (2018年5月7日 22時) (レス) id: 282e7e9f5d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：佐藤 | 作成日時：2018年4月7日 1時
