30 ページ31
.
まふ「…えっと、」
『…なに』
まふ「…ゲーム前はあんなに冷たくして、ごめんなさい」
手を引っ張られて知らないところに連れていかれた。
誰やねん、なんて思ってたらまふまふさんでした。
まふ「…」
『…怒ってないから』
まふ「…ほん、と？」
『…そんな怯えたような顔しないで？大丈夫だよ』
きっとこの子は昔にいろんなことがあったんだろうなぁ、なんて思いながら頭を撫でた。
まふ「…センラさんと人狼した時にAなら許してくれるわ、って…ほんとにいいリア充だね。恨めないや」
『…そんなこと言ってたんだ』
まふ「…末永く、幸せにね！僕のことはまふくんとかまふでいいよ！Aって呼んでもいい？」
『…分かった、まふ。よろしくね。』
そう言ってその場を離れた。
「…さよなら、たった数時間の初恋」
そう聞こえたのは内緒にしておこう。
みんながいる場所へ戻ると酷く焦ったような顔をしたセンラがいた。
せん「…ッA！よかったぁ、どこ行っとったん！」
もう離さない、とでも言うかのようにギューッと強く抱きしめる。
『もう1人の人狼倒してきた』
せん「は？」
まふ「まふってよぶって言ったじゃんか！」
気づけば後ろにいてむぅ、と口を膨らましてたまふがいた。
まふ「人狼呼ばわりやめて！」
『ハイハイ、ごめんね』
せん「…いつの間にそんな仲良うなっとん？」
『さっきゲーム始まる前にあんな冷たくしてごめんね、って謝りに来てくれたの』
せん「そう、やったん」
「…センラのAなんで、取らんでな？」
まふの耳元でセンラがそう言ってたのなんて知らない。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 768人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
キラ(プロフ) - さくらさん» いえ、違います。せらもも様の作品も今拝見させて頂きました。そう思わせてしまったならすみません。内容も全て自分で考えております。 (2019年1月19日 0時) (
レス) id: b441012370 (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - せらももさんのパクリですか？ (2019年1月18日 22時) (レス) id: 54cbd5fa4b (このIDを非表示/違反報告)
キラ(プロフ) - 心愛さん» ありがとうございます！！ (2019年1月9日 14時) (レス) id: b441012370 (このIDを非表示/違反報告)
キラ(プロフ) - #ユンミユさん» ありがとうございます！！ (2019年1月9日 14時) (レス) id: b441012370 (このIDを非表示/違反報告)
心愛 - 更新楽しみに待ってます！ (2018年12月19日 12時) (レス) id: 1b1d47c664 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：キラ
| 作成日時：2018年11月14日 12時
