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𓍯𓈒𓏸︎︎︎︎
『...私も、ほかの生徒と同じに過ぎない
どうして私だけ、助けるんですか』
目に涙を溜めながら死神を見上げる
死「...どうして？そんなの簡単だよ、私情さ」
『...殺し屋は、私情で人を殺さないでしょう』
死「いや？僕がほかの殺し屋と一緒だと思ったら大間違いだよ
ロヴロへの襲撃も私情さ、イリーナも賛成してくれた
僕達は君の価値を理解しているんだよ？」
『価値？』
話の流れが掴めない花桐はイリーナと死神を交互に見つめた
死「君は他の生徒より生きる価値がある。
お姉さんを助けて、家族みな幸せに生きる権利がある
ほかの生徒は正直居ても居なくても変わらない、だが君は違う
君は生きて、自分の才能を伸ばすべきだ」
才能。
死神が言う才能とは、花桐が宿す支配者としての才能だった
死神が鷹岡に雇われ花桐の姉が眠る病室へ足を運んだ夜
彼はモニターに映る花桐を愛でていた
普段花屋で客と対話する彼女から一変して
鷹岡への態度、立ち居振る舞い
それは浅野と同じ、支配者としてのそれだった
気分屋な死神は花桐の姉などそもそも傷つけるつもりは無かった
そうしてしまえば、今この状況に辿り着けないからである
彼女がこのまま大人になり、支配者として成長し
あわよくば世界の中心に立って欲しい、そう願う死神だが
これらは全て建前。
ただ単に、花桐の事を好いているのである
簡単に言えば特別扱い、その様子はイリーナでも気づいていた
死「さぁ、僕達と一緒に明るい未来へと踏み出そうか」
にっこりと囁く死神に顔を歪ませる花桐
お世話になった元店長
鷹岡に雇われたセカンド
死神として現れた今、花桐の脳内は不安と混乱でいっぱいだった
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りんご - こてんさん» もちろん応援します！無理なさらずに頑張って下さい。 (4月6日 16時) (
レス) id: 169b1ab724 (このIDを非表示/違反報告)
こてん(プロフ) - りんごさん» コメントありがとうございます！！続きはただ今執筆中です。書き溜めを更新していきますのでしばらくお待ちいただけたらと思います。また、近いうちに修正もやりますので、それも含めて応援よろしくお願いします🙏 (4月6日 14時) (レス) id: 6ccf21ff78 (このIDを非表示/違反報告)
りんご - 素敵な作品をありがとうございます。まだ、続きはございますでしょうか？是非とも、最後の最後まで見届けたいです。 (4月6日 13時) (レス) @page14 id: 169b1ab724 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：こてん | 作成日時：2024年2月17日 12時
