【銀魂】空から女の子が降ってきました。【劇場版】

38,「真再結成」 ページ38

万事屋が元に戻り、少しだが嬉しくなる。



そのまま四人で外に出ると……






銀時「………こりゃ大仰じゃねーか」



『！これは…』






万事屋の外には沢山人が集まっていた。






柳生一派。



吉原百華。



お登勢さん達にさっちゃん。






沢山の人が、集まっていて。






『っ、』






その中には真撰組もいた。そして、その姿は……






『っあ、』



近藤「Aちゃん、すまねぇ。真撰組である事に誇りを持っていた気持ちも知らねェで…」



沖田「幽霊だろうと何だろうと関係ねェ。俺達ァあんたにに戻ってきて欲しい」



土方「無理に、とは言わねェが…」






＿＿＿＿五年前と同じ、黒い真撰組の隊服姿だった。戸惑っていると、総悟が此方を見据えて。






沖田「A……戻ってきてくれませんかィ」



『ッ、』






感動で、涙が出そうになる。






銀時「……だそうだ、お迎えだぜ？」



『うん…』






此方を伺う様に見る三人に、そのまま涙目になりながらも微笑みかけた。






『ふふ、私は真撰組なんだよ？だから真撰組に帰るのは当たり前じゃないか』






すると、三人はホッとしたかの様な顔をして……綺麗な笑みを浮かべた。






銀時「あーあー、別に万事屋に居てくれても良かったけどな」



『はは、ごめんごめん』






……でも今回は、銀時君にも少し感謝しないとな。






土方「おいテメェ変なこと教えてんじゃねーコイツの心が揺らいだらどうすんだ！！」



銀時「はァ！？そんなんで心が揺らぐならそれまでだったって事だろーが！！」



土方「っ、テメーは憎まれ口もアイツとそっっくりだな！？」






まあ口喧嘩してるけど。


ふふ、でもやっぱりトシは照れ屋だねぇ。久し振りに見た気がする。でも五年前よりは素直かも。






土方「Aはニヤニヤすんなぶち犯すぞ！！」



『何で！！？』



九兵衛「僕らは何を見せられてるんだ…」



月詠「まァまァ、微笑ましい光景でありんす」



『ごめん二人とも！デートで許しておくれ！』



「「断る」」



『え』






いつも通りの光景。
いつも通りの会話。







さあ妙ちゃんを助ける為に手掛かりを探しにいこう。







五年前の様に＿＿＿＿＿＿＿＿皆で。










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