【銀魂】空から女の子が降ってきました。【劇場版】

23,「幽霊です」 ページ23

神楽「っ、幻覚…かしら。私まだAの事引きずって…」



新八「いや、でも…俺にも見える……」



『っえ、と、』





(待ってええええそんな大事にしないでええええ穏便に行こうよおおおお)





顔がヒクヒクとひきつる。





銀時(何バレてんだよ！！どーすんだ時間泥棒にバレるなって言われてたのに！！！)



(しッッかたないだろバレたんだから！！てかホントどうすれば良い？！)



銀時(知るか！！とりあえず言われた通り幽霊で誤魔化せ！！！)






…………とりあえず銀時君と目で会話し、結果幽霊という事で進める事になった。






神楽「でもっ、遺体も確認したのに…」



新八「けど実際……」






う、罪悪感が凄いけど……。






『っと…じょっ、成仏出来なくて！幽霊になっちゃったー！！！あはは』



「「幽霊！？！？」」






うん、普通だったら絶対信じないだろうけど…私は今体が透けている状態だし信じざるを得ないだろう。






神楽「……なら、触れられないの？」



『うん、そうだね？』



新八「そんな、」






待って二人が凄く素直！！！！違和感ヤバイ！！！！そして罪悪感凄い！！！！！






新八「…Aさん、すみません。死して尚来てくれたと言うのに俺は、銀さんとAさんが守ってくれたこの街を護る事が出来なくて……っ」



『え……あ、いや…』






歳上に敬語使われてんだけど私。というか背ェ伸びたね？？見上げないと顔見えないよイケメンかよ。






神楽「Aが遺言として残してくれた白詛への対処法…“逃走”を、金のある奴は直ぐに聞き付け逃げてしまったわ…止められなかった…！ごめんなさい」






というかここでも白詛か…やはり渦中はこの病気らしいな。未来の私はそれの対処法を掴んだらしいけど…


その事を諸々聞く必要があるな。そしてその為に一番最適なのは……






『えーと、実は…私生前の記憶があまり無いんだ…』



「「え？」」



『なぜ自分が死んだのか、白詛が何なのか全て忘れていてね…記憶が丁度五年前の所で途絶えている』






……勿論嘘だ。だが今はこれが一番良い。






『そ、それで地球に来たらこんな風になっていてさ！混乱して…さまよっていたら！』








＿＿＿＿びしっ！！！と銀時君を指さして二人に見せつけた。








『こ、この銀時君との義兄弟という人にあったのさ！』



新八「……義兄弟？」












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