【銀魂】空から女の子が降ってきました。【劇場版】

18,「北斗の銀さん」 ページ18

時間泥棒が壊れた……これがどういう意味を指すか。





((帰れない……！！！))





そう、帰れないのだ。タイムマシーンが消えてしまったのだから。






『とッととととにかく！！源外さんのとこに行って、直してもらえば帰れるさ！』



銀時「そそッそ、そうだよな！！爺さんの所につれてけば…………って爺さん何処だ？」



「『………。』」






いやでも確かに、そういえばこんな瓦礫の中じゃどれが源外さんの家だか分からない。

……ヤバくね？ふりだしに戻ったくね？？





(………最悪だ…)





そう思って項垂れていると。







＿＿＿＿＿ブルルルンッ、





＿＿＿＿＿＿ブォンッブォンッ、ブンッッ！！！







『！？』






急に、バイクの排気音の音が響きわたった。






「オイオイ、兄ちゃんに姉ちゃん。道の真ん中で何やってんのぉ？」




「『え？？』」






見れば私達は、いつの間にか北斗の○に出てきそうな沢山のバイクに乗ったチンピラ共に囲まれていて。






(アニメ変わったっけ)



銀時(いや俺だって知らねーよ。北斗の銀みてーになってる事に俺の方が驚きだよ？？)






そうして銀時君と目で会話していると、チンピラのリーダーみたいな奴から話し掛けられる。






「どーしてくれんだよこのカメラァ。コイツを踏んだおかげで俺の自慢の馬のボディに傷が付いちまったんだけどォ？」



『！』






その手に持っているのは時間泥棒の頭部であるカメラ。



どうやら、先程カメラ(時間泥棒頭部)を轢いたバイクが、コイツのだったらしい。それでバイクに傷が付いた様だ。






「修理費として……有り金全部置いてきなァ！」



銀時「あの、勘弁して下さいマジで」



『私達今それどころじゃ無いんで』





ハッキリ行っても面倒臭い。チンピラなんかに構ってる暇なんてないのに。





「……！オイ兄貴、コイツらマスクしてねーぜ！」



『……？え、マスク？』






すると、チンピラの一人がマスクをしていないと声を上げる。そういえばチンピラ達は全員マスクしてるな…


だが、何故マスク？マスクをする必要のある何かが、この街にはあるのだろうか？





(いや……考えすぎか。それより、)






『どうしてマスクをしなければならないのかな？』






何故マスクをしなければならないのだろう。






「オイオイ、白詛も知らねー様なお登りさんらしいぜ！！」



『びゃくそ？』











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