ちぐはぐな[リズム]は歌い手様に好かれました。Part4! (ページ28)

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155.お久しぶりのページ28

粉雪side

えっ？？私？？私なの？？私side？？？

だって私リズムのリーダーなのに極端にside少ないんだよ悲しかったの正美と月弥と優衣に出番とられて寂しかったんだよ分かってよねぇねぇね(((

いきなりテンパった発言はしたけれど、本日は最終リハでございます。明明後日ライブ。

はやいって？気にするな←

だって作者が早くこの作品終わらせて次の作品書きたいって嘆いてる()

本番の直前にも少しはできるけど、たっぷり音合わせとかそういうのができるのは今日だけだ。

という訳で、いつにも増して張り切っております粉雪です！

キャ「おーいミルクー、今から衣装合わせだってさ」

粉「あ、これから歌い手呼び？おっけ、メル」

そう優衣に返事をすると共にさっきまで座っていた椅子から立ち上がり、優衣が向かった方に行く。

するとそこには、１人の美人な人がいた。

「スタイリストの中谷です、よろしくお願いします」

そうやって笑った彼女の周りに、ふわふわと花が漂っているように感じるのは私だけだろうか()

20代半ばだろうか、焦げ茶のセミロングの髪をふわりと巻いていて洋服はブラウスにパンツ、上から長めのカーディガンを羽織っている。

まさにデキるキャリアウーマン！という感じだ。

粉「粉雪ミルクです、よろしくお願いします！」

そうやってぺこりと頭を下げ、指示された方に行く。

「えー、メイクは当日だけやりますので、今日は衣装とヘアメイクだけ確認させてもらいます」

服を出しながらテキパキと動く中谷さん。

あ、これだと呟いて彼女が出した洋服は、黒ブラウスに赤チェックのスカートにニーハイ、そしてスカートとお揃いのジャケット。

「もう一枚はっと···あ、あった」

もう一枚はー…何て言うのこれ？近未来っぽい水色のワンピ…？wあ、銀色のベルトが付いてる。

「こっちの衣装は事前に聞いていたクリスマスコラボの時に着るので、こっちはソロの時に着ていただく事になります」

粉「分かりました」

その後髪の毛だけサッとやってもらい、出番的に数人コラボの方が先にあるため、自分で持ってきた服に着替えた。