キャラ変 ページ9
[A]
私は一旦見廻組屯所へ戻り、一番隊を会議室へ急遽集めた。
A「今日から明日にかけて、吉原へ潜り込んで情報を春雨に流す手伝いをしてもらう。
人数は侵入だからそこまで多くなくていい。10人くらいで行動する。」
隊員「わかりましたー!A隊長!」
私は選んだ10人の隊員にあらかじめ立てた計画を教える。
A「よし。一通り準備はできた。
一番の目的は情報を流す事だけど、万が一邪魔が入ったら容赦なく斬っていいと許可が出たから全員戦闘準備はしておいて。
じゃ、ついてきて。」
隊員「はい!隊長!」
私は10人の隊員を連れて車で吉原まで向かう。
吉原に着くと私は隊員に指示を出す。
A「いい?あらかじめ伝えておいた配置に全員着く事。掴んだ情報は私に教える事。そして、何か不測の事態があったらすぐに私に伝えて。」
隊員「わかりました!」
よし、準備も整った。
A「全員配置につけ!」
そして隊員達は自分達の配置へ向かう。
私は隊員のように一箇所にとどまらず吉原の出店によって情報を聞き出したり、鳳仙のいる城に侵入してみようと考えている。
私は歩き出すと、目の前の団子屋の店員が帯の中にクナイを隠し持っているのを見つけて、この吉原の警察、百華自警団だと分かりその店に客として入る。
A「団子ください。」
店員「わかりました。少々お待ちください。」
そう言って店員は私に団子を渡すと、私の着ている制服を見て
店員「隊服ですか?珍しいですね。女の方が隊服を着ているなんて。」
私は表情も変えずに
A「そうでしょ。でもこれは残念ながらコスプレ。本物じゃないの。」
それを聞いて店員は安心したかのようにして
店員「そうですか、難しいですもんね、女が隊に入るのは。今日はどうして吉原に?」
A「一度吉原に来てみたかったんでね。この吉原の鳳仙の噂聞いて気になったんだけど、カッコいい人なの?吉原の頂点って聞いたから。」
私は少しずつ話を鳳仙に持ちかけるように、まずは全然違う容姿の話を持ちかける。そしていかにも女の子らしい話を持ちかけて、自分をキャラ変させる。
店員「ふふ、鳳仙様はおじさんですよ。若い頃はどうだったのか分かりませんが。」
え、そうだったの?
かなり見当はずれなこと聞いて恥ずかしいが話を進める。
198人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「銀魂」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
海月(プロフ) - まっちゃむーしゅさん» すみません。急いで直します。教えてくださりありがとうございます。 (2018年12月20日 17時) (レス) id: 560d352492 (このIDを非表示/違反報告)
まっちゃむーしゅ(プロフ) - 川上じゃなくて河上ですよー! (2018年12月20日 16時) (レス) id: ea9a3f21f7 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:海月 | 作成日時:2018年12月6日 12時