ガムとサングラス ページ38
[A]
昨日は宇宙に行ってあれやこれやで本当に疲れた。何より1日に2人の男に抱かれたことに正直緊張して眠れなかった。
緊張……っというよりは驚きって言った方が近いかな。
今まで男とそういう関係になったことも、ましてや話したことすらなかなかない。
だから慣れなくて昨日の夜、抱かれたことを思い出して眠れなかった。
今の私は寝不足ですごい不機嫌な状態である。
そんな中、私はおもて面の仕事のため屯所へ向かう
だが私は屯所の門に知っている顔の男が1人立っているのを見て、足を一回止めると男は私をみて噛んでいるガムをプチャプチャならせながら私に近づいてくる。
その男は鉄之助。異三郎の義理の弟。でも名門佐々木家の名を汚す行為をよくしていたせいで、今は佐々木家から追い出され、その辺の団に入り悪いことをしているとか。
異三郎には昔言われた。真選組を利用する道具にこの鉄之助を使うと。
私は別に戸惑わなかった。ただの道具としてしかこいつを見ていない。
そんな事を考えていると鉄之助は私の前に立ち
鉄之助「どうも。久しぶりです、見廻組一番隊隊長、Aさん。」
サングラスをつけてガムを噛みながら、威圧を立てるように顔を少し傾けて話しかけてきた。
A「何の用?」
鉄之助「いや、異三郎が元気にしているかと思いましてね。」
A「そう。悪いけどここはあなたみたいな人がいていい場所じゃない。帰って。」
私は鉄之助を無視して歩いた。
その後はおそらく鉄之助は帰ったと思う。
こんな不機嫌な朝に嫌な奴とあったもんだ。私は気を取り直しておもて面の仕事を今日もこなした。
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海月(プロフ) - まっちゃむーしゅさん» すみません。急いで直します。教えてくださりありがとうございます。 (2018年12月20日 17時) (レス) id: 560d352492 (このIDを非表示/違反報告)
まっちゃむーしゅ(プロフ) - 川上じゃなくて河上ですよー! (2018年12月20日 16時) (レス) id: ea9a3f21f7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:海月 | 作成日時:2018年12月6日 12時