好意を抱く高杉 ページ36
[no side]
Aが走って部屋を出て行き、部屋には神威と高杉が残された。
神威「それで、話って何って言おうとしたけど俺から言わせてもらう。」
高杉「なんだ?」
神威「晋助、本当に演技でAのこと抱いていなかっただろ。
俺の目は誤魔化せない。晋助はAに好意を抱いている、、」
高杉「ふ、流石にお前にはバレていたか。
あいつの行動すべてが俺の予想していたのと違う行動に出ていた。
だからかねェ、気に入っちまったのは。」
神威「やっぱり。でも悪いけどAは俺の獲物だ。だから気安く手を出されると困るから、もう出さないでよ。
もしも次出したら晋助でも殺しちゃうぞ。」
神威は不服そうに言う。
そんな神威を見て高杉はキセルを吸って煙を吐くと
高杉「お前はどうなんだ。獲物って言うが本当にそんな安い言葉でおさめて良いのか?」
少し間が空いてから
神威「俺は晋助みたいな感情持ち合わせやしないよ。
Aは俺の獲物。ただそれだけだ。」
その様子を見て高杉は顔を少し曇らせて
高杉「そうか。ま、手は出さないでやるァ……」
そう言って高杉は神威を後ろにして歩き出すと、一旦止まり
高杉「手は出さねェが、心はどうかねェ。」
そう言ってカツカツと下駄の音を鳴らして船に戻った。
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海月(プロフ) - まっちゃむーしゅさん» すみません。急いで直します。教えてくださりありがとうございます。 (2018年12月20日 17時) (レス) id: 560d352492 (このIDを非表示/違反報告)
まっちゃむーしゅ(プロフ) - 川上じゃなくて河上ですよー! (2018年12月20日 16時) (レス) id: ea9a3f21f7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:海月 | 作成日時:2018年12月6日 12時