浮ねー顔 ページ32
[no side]
阿伏兎と神威は、Aと高杉から離れるために歩いていると、阿伏兎は歩きながら怒っている神威に話しかける。
阿伏兎「なぁ団長。なんでそんなに怒っているんだ?」
神威「怒る?別に怒ってないよ。
良かったじゃないか。晋助幸せになれて。」
明らかに思ってなさそうな口調で言う。
阿伏兎「ったく。団長ありゃ演技だって言っていただろ。」
神威「演技?晋助は訂正していたけど。」
阿伏兎は全て分かっていたようだ。
阿伏兎「俺らがそんなやりとりしている時、影から誰か盗み聞きされていた。それを高杉は察してあんな行動に出たんだろ。
ま、じょーちゃんは否定するのに必死だったからその影にいた奴すら気づいていなかったが。」
それを聞いて神威は歩くのをやめる。
神威「盗み聞き?そんな奴いたか?」
阿伏兎「団長も気づいていなかったのか。いたぜ」
神威「そうだったのか。なーんだ。祝って損した。」
っと神威は少し笑顔になるが、まだその顔も晴れない。
高杉にAが抱かれていたからだ。
阿伏兎「浮かねー顔しているな。」
神威「別に、俺もよくわからない。」
阿伏兎「あ、あと1つ言い忘れていたんだが。
さっき団員からの報告があってな。じょーちゃんが勾狼団長と話しているところを見かけたとか。」
それを聞いて神威の目つきが変わる。
阿伏兎「あの団長のことだ。あの提督につくために必死だからな、じょーちゃんを捕まえて高杉を従わせようなんて考えてないか心配だが……
いや、考えすぎか。今のは忘れてく……って
団長!」
それを言い切る前に神威は走ってAの所へ向かった。
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海月(プロフ) - まっちゃむーしゅさん» すみません。急いで直します。教えてくださりありがとうございます。 (2018年12月20日 17時) (レス) id: 560d352492 (このIDを非表示/違反報告)
まっちゃむーしゅ(プロフ) - 川上じゃなくて河上ですよー! (2018年12月20日 16時) (レス) id: ea9a3f21f7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:海月 | 作成日時:2018年12月6日 12時