盗み聞き ページ30
[A]
私は高杉の腕の中で必死にもがくが、
回されている腕の力にはかなわず抱きつかれたまま。
高杉「なーに嘘ついてんだ。」
っと私を見る。
こいつ、さっき私が腹殴ったの根に持っているのか!?
それとも他に何か理由でも??
とりあえず私は腕を振りほどこうとするが出来ない。
その様子を見て神威は私たちに背を向けて
神威「挨拶しに来たつもりだったけど、邪魔したな。阿伏兎、行くよ。」
そう言って、神威は阿伏兎を連れて行ってしまった。
2人がいなくなったのを確認して高杉は私を解放する。
A「てんめぇー!何しやがる!!」
私はガチギレして怒ると
高杉「仕方ねェだろ。
お前、神威に夢中で気づいていなかっただろ?あの曲がり角から盗み聞きされていた事を。」
高杉が指をさした方向を見ると、確かにあそこに誰かいた気配がまだ残っている。
A「嘘、全然気づかなかった。」
高杉「お前、探索しに来てるんだろ。
だったら周りをよく見ろ。あと少しで嘘だってバレるところだったじゃねェか。」
A「す、すまない。」
高杉「ま、あの様子じゃ嘘とはバレてなさそうだから安心したが、、
まさかあそこまで全力で拒否するたァ、面白かったぜ。」
A「どうゆう意味?」
高杉「ふ、いや。俺はこの後またアホの所へ行かねーといけねェ。お前は探索の続きでもしてらァ。」
そう言って高杉は何事もなかったかのように歩き出した。
はぁ、、今のでとてつもなく疲れた。
あ、でも神威はまだ誤解したままだ。
私は慌てて探索をしながら神威を探しに走り出す。
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海月(プロフ) - まっちゃむーしゅさん» すみません。急いで直します。教えてくださりありがとうございます。 (2018年12月20日 17時) (レス) id: 560d352492 (このIDを非表示/違反報告)
まっちゃむーしゅ(プロフ) - 川上じゃなくて河上ですよー! (2018年12月20日 16時) (レス) id: ea9a3f21f7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:海月 | 作成日時:2018年12月6日 12時