検索窓
今日:47 hit、昨日:5 hit、合計:208,848 hit

人殺しの目 ページ18

[A]



私は晴太を探してようやく見つけたが、私が見つけるより先に百華の女達が晴太を見つけたせいで、私と晴太の間に数十人の百華がいて邪魔でなかなか連れ去るのに時間がかかっている。





晴太を追いかけ続けて長い廊下に出たので、私は二本の刀を抜いて後ろから晴太を追っている百華を次々と一撃で殺していく。


百華の女達の血が飛び散る。


久々の殺し。こんなに人数がいるのて楽しくてスイッチが入ってしまう。


この状態じゃ、お目当ての晴太ごと殺しそうだ。



私はノブたすと同じく一度スイッチが入ると敵味方判断出来なくなるほど殺しが好き。



次々に百華を後ろから斬り倒していき、あと数名を殺せば晴太まで追いつく。



そう思ったら前からも晴太を捉えようと百華の集団が来た。



晴太が前と後ろの両方から百華に挟み撃ちされている状態なので、晴太が前から来た百華に捕まりそうになる。



私は急いで目の前の後ろから晴太を追いかけている百華を殺しに向かう。


晴太の後ろから追いかけていた百華を全員殺し終わった時、前の百華も全滅していた。


あれ、?なんで?


私がそう思うと、床に血だらけで倒れている女達の上を、両手に血をつけながら微笑んでこちらに歩いて来る神威がいた。



A「なんで微笑んでいる。」


神威は目を開いて私をまっすぐ見ると


神威「やっぱり、好物のおかずは最後にとっておいて正解だと思ってね。Aも俺と同じ人殺しの目だ。」


っと嬉しそうに言い出す。



A「あなたほどじゃない。あなたも同じ人殺しの目。」


こいつからは私よりもっと危ないオーラがぷんぷんする。でも、そういうのも嫌いじゃない。むしろ興味を抱いている。この男に。

私と同じ人殺しに。


おそらくこの男も、同じ人殺しの私に興味を抱いている。



そう思い、私も微笑む。



お互いそんな目つきで見つめ合っていると、子供が割って話してきた。

殺しの主義→←興ざめ



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (57 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
198人がお気に入り
設定タグ:銀魂 , 神威 , 見廻組
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

海月(プロフ) - まっちゃむーしゅさん» すみません。急いで直します。教えてくださりありがとうございます。 (2018年12月20日 17時) (レス) id: 560d352492 (このIDを非表示/違反報告)
まっちゃむーしゅ(プロフ) - 川上じゃなくて河上ですよー! (2018年12月20日 16時) (レス) id: ea9a3f21f7 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:海月 | 作成日時:2018年12月6日 12時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。