見廻組と春雨[銀魂][神威]１ (ページ16)

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あのバカ侍ページ16

[A]

私たちがしばらく戦っていると、百華自警団の連中が次々と私たちの方へ駆けつけて来る。

まずい。こいつと戦っていると私まで巻き添いをくらって捕まってしまう。

私は銀髪の侍を蹴って一旦自分から突き放すと、すぐそばにあった鉄パイプを切り落として4人のいる所に落とす。

バーーーーーーン！

強烈な音が鳴り響きかなり騒ぎがでかくなってしまった。

くっそ！あのバカ侍！

私は次々にこちらへ来る百華を殺していき、なんとか駆けつけて来た百華は全員始末した。

私が安心すると、鳳仙の城から爆発音が聞こえて振り向くと神威と鳳仙が戦っている姿が見える。

まさかあいつ戦っているのか？ってことは交渉はどうなったの？

私は急いで鳳仙の城へ向かう。

私が鳳仙の城へ入り、破壊された部屋へ入ると阿伏兎がいた。

A「おい。これはどういう事？交渉は失敗したの？」

阿伏兎は頭をかきながら

阿伏兎「交渉する前に団長が喧嘩しちまってよ。悪かったなじょーちゃん、せっかく情報集めてくれたのによ。」

A「はぁ、ったくあなた方の団長には呆れましたよ。」

阿伏兎「あぁ、それは俺も同感だ。だがどーしようかね。交渉、」

A「ならあの2人の喧嘩を止めるしかない。止めてからあの子供を差し出せば交渉に乗ってくれるはず。」

私がそういうと阿伏兎は顔を曇らせる。まさか、

阿伏兎「わりぃ、実はこの騒ぎの中で子供逃げちまった。」

はぁ、、もはや部下にも呆れてものも言えない。
異三郎は普段私たち見回り組をエリートって言うけど、こんな現状を見ると呼ばれて当然だ。

A「仕方ない。子供は私が探しておくから阿伏兎達は鳳仙を止めて。」

阿伏兎「俺たちがあの喧嘩を止めるのか！？」

A「早くしないと私あの子供殺すから。」

男ならさっさと喧嘩とめろ！
私のピリピリモードに気付いた阿伏兎は承認して、もう1人の夜兎族の人と喧嘩を止めに行った。

それを見て私はその間に子供を探しに城の中を走り回る。