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#3 ページ4

(人1)side

尾行を続けると犯人が入っていったのはショッピングモールだった。

中に入ると犯人はエスカレータに乗った。追いかけなきゃと思ったとき…

パシッ

(人1))ん?

流)いくな。

(人1))え?

-------------------------

メグside

究)尾行の人たちいっぱいいるね。

メグ)うん。

究のヒントのおかげでなんとか犯人を見つけられた私。

自己紹介もして仲良くなれた。実は一人で心細かったんだよね。

犯人がエスカレーターに乗った為追いかけると…

三)よっ!若者!

三郎丸さんが来た。

三)で?どっちだ?

究)たぶん上ですね。

そんな会話を究達としている時、

エスカレーター越しにすれ違った男に違和感を感じた。

よく見ると、尾行していたはずの男だった。

変装…究達に知らせなきゃ!

三)よっしゃー!いくぞー!

究)上です!

メグ)ちょっと待って!

究)どうしたの、メグ?

メグ)下よ。

究)え?今、上がってきたばっかじゃん。

メグ)あの人…

究)服の色が違うじゃん。

メグ)あの服はリバーシブル、杖は折り畳みよ。

究)えーーーーー!!!

メグ)あの男、同じ腕時計してた。

究)すごいね!さすが瞬間記憶能力!!

えへへっ、褒められちゃった!これでさっきの借りは返せた♪

メグ)それと…あの二人…試験会場にいたもの。

究)あ!ほんとだ!

メグ)いくよ!

-------------------------

流side

俺は天草流。問題を解いて犯人を尾行していた。

犯人が尾行者をまくためにここに来たのはすぐに検討が付いた。

このまま待っていようと思ったとき、一人の女の子が目に入った。

一目惚れだった、気が付いたら僕は彼女を止めていた。


流)あいつ、ほんとに上に行ったと思うか?

(人1))え?だって…

流)あいつの服、覚えてるか?

(人1))服?あ!リバーシブル!

流)そうだ。あいつは絶対降りてくる。

(人1))すごいね、君。私も頑張らなくちゃ。

この子に『君』と呼ばれてなんだか寂しかった。

名前で呼んでほしくなった。

流)流…

(人1))え?

流)流だ。

(人1))流ね!よろしくね!私は(人1)よ!ニコ

流)///あぁ。

(人1))ん?どうした?顔赤いけど…

可愛い笑顔に照れてしまった。でも鈍感だった。

良いような悪いような…

(人1))あ!来た。行こっ!

ぱしっ

流)うぇっ///

(人1))どうしたの?

流)いやっ//なんでもない//

(人1))?、じゃあいこっか!


こうして2人で犯人を追った。

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作者名:いのやまLOVE | 作成日時:2017年9月12日 20時

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