死んじゃう前の世界で俺は

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□□県の○○市であった殺人未遂の話

■■町の公園で男女が腹部を刺され意識不明の重体

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たまたま公園を通りかかったの

そしたらそこに、ナイフを持った男が立ってた

子供たちに襲いかかろうとした

背筋が凍りついた

もちろん怖かった

でもそれ以上に人が前で死んでいくところを見るのが怖かった

気付いたら私は男の前に立ってて

激痛が走ったと思ったら、そのまま意識がふっと消えた

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たまたまコンビニに寄った帰り道だった

やけに静かな公園を不自然に思った

意味もないのに覗いたそこには

血を流して倒れている俺の幼なじみが

頭が真っ白になって、どうしようもないのに

血の垂れるナイフを持ったままの男に目がいって

気付いたときにはもうその男の前にいた

冷静に考えればナイフを持った奴に何も持ってない俺が敵うわけないけど

殴りかかろうとした

殺してやろうと思った

そのあと突き刺さるナイフがうっすら見えた気がして

視界が真っ暗になった

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でもそのあと、信じられないだろうけど

もう一つの世界があった執筆状態：連載中